2022年12月読了本まとめ【10冊】
帰省したり旅行したり…と移動時間が多かったため、
たくさん本が読めて満足。そして日本のブックオフや本屋で本を大量購入したり、ずっと気になっていたブックカフェで思う存分本が読めて、いい時間になった。
しばらくは紙の本に触れられる時間が続きそうで、幸せ…。
【1冊目】三千円の使いかた/原田ひ香
妹、姉、母、祖母に、お金にまつわる出来事が降りかかる。
女性って、結婚相手のことや働き方、子供のことなど、お金に関して考えなければならないことがこんなにたくさんあるのか…。学生時代にどんなに仲が良かった人でも、お金の価値観が合わないと疎遠になってしまうのは、悲しい。
【2冊目】あやうく一生懸命生きるところだった/ハ・ワン
韓国エッセイって最近増えてきたな。その中でもこれは前から気になっていた本。
もっと休んでいいんだよ、自分のペースでいいんだよ、と背中を押してくれる。
「一生懸命」をやめる、「何もしない」をする、って真面目な人ほど難しそう。
辛くなった時、人生に疲れた時、また読み返したい。
【3冊目】さよならの向う側/清水晴木
人は亡くなった後に1日だけ、現世に戻って会いたい人に会う時間が与えられる。ただし、会えるのは、自分が死んだことを知らない人だけ。
この条件があるから、家族や恋人には会えないという中、あれこれ工夫する。
案内人さんの思いやりあふれたところも好き。
期待していたほど感動しなかったけど、人が人を大切に想うっていいなと思った。
【4冊目】スマホ脳/アンデシュ・ハンセン
久しぶりの新書。ベストセラーになっててずっと気になってたので購入。
スマホはもはや生活の一部で、ないと仕事にならない人もいるので、いきなり使用制限をかけるのは大変。でも、スマホの使用がいかに脳や睡眠、集中力に影響を与えているか、を知っているだけでも危機感が持てるし、読んで良かった。
色々な科学的エビデンスが提示されており、著者は精神科医なので説得力がある。
中でも興味深かったのは、スマホを触っていなくても机の上にある、近くにあるだけでも注意力散漫になるということ。寝室にスマホを置かないために、目覚まし時計を買おうと思っている。
【5冊目】スイート・ホーム/原田マハ
香田陽皆は雑貨店で働く28歳。実家は「スイート・ホーム」というケーキ屋で、パティシエの父、「看板娘」の母、華やかで明るい性格の妹と4人で暮らしている。
章ごとに陽皆、料理教室の先生、妹…と次々に視点が変わる。
結婚しても、また戻ってきたくなる、家族や店の常連さん達が住む街に対する愛がみんなから伝わってくる。
一人ひとりがお互いを思いやって幸せに暮らしていて、やっぱり家族っていいな〜と思った。そしてケーキが食べたくなる!
【6冊目】ルビンの壺が割れた/宿野かほる
話題になっててずっと気になっていた本。Unlimited対象になっていたので読んでみた。全てがFacebookのメッセージのやりとりで進む。
最初は何の違和感もなかったけど、読み進めるうちにどんどん過去が明かされていく。後半は ん…?ミステリー?と思うところも。最後の最後で怖っ!ってなった。次回作、『はるか』も買ったので読むのが楽しみ〜
【7冊目】スヌーピー こんな生き方探してみよう/ほしのゆうこ
スヌーピー好きだから買ってみた。
オリジナルも日本語訳も載ってて自分なりの解釈でも楽しめるのがいい。
テーマから広げて、生きる上で大切にしたい心構えがたくさん書かれていて、タメになりそう。ただ”可愛い”以外にもスヌーピーの魅力を知ることができてもっと好きになった!スヌーピー関連の本をもっと読んでみたい。
【8冊目】沢村さん家の久しぶりの旅行/益田ミリ
何気ない日常の一コマを切り取ったのほほん漫画。
ちょっとしたことだけど、あるある!と共感できることが多くて、面白かった。
サラリとすぐ読める。
【9冊目】あるかしら書店/ヨシタケシンスケ
町のはずれにある「あるかしら書店」は「本にまつわる本」の専門店。
本にまつわるグッズがたくさん登場してきて、あったらいいな、と思うものも。
作者独特の自由な発想力で楽しませてくれる。
手元に置いておきたいなと思った。
【10冊目】マンガでわかる!誰とでも15分以上会話がとぎれない!話し方/野口敏
漫画でわかりやすく話し方について説明されていて、読みやすい。
でも割とよく言われていることや知っていることも多かったので、個人的にはもっと踏み込んでほしかったなとも思う。
本を読めることに感謝して、今年もたくさんの本を読むぞ!
積読本、読みたい本リストを少しずつ減らしていきつつ。