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無茶振りがたのしい!

よくある無茶振りは実は楽しめる題材だよというお話。

66日ライティングマラソン。36日目。ゴールまであと1ヶ月を切りました。みなさま体調は大丈夫ですか?めっちゃ暑いの続いていますが、適度に冷却しながらがんばって参りましょう!

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仕事を長く続けていると、え~うっそ~ん@v@ という反応しかできない仕事が振ってくることが多々あります。そう、それは

無茶振り(*'▽')

なんだそれ?おいしいの? と言う人がいたらそれは違う。フツーはぜったいにおいしくなんかない。むしろ毒りんご。食べたら死ぬ!みたいな。

でも毒は薬と表裏一体であるように、毒りんごも食べる側の気持ち次第では仙豆になったりします(仙豆とはこちら)。

だから無茶振りを無条件に怖がることはしないで、気持ちを切り替えて楽しもうぜ!がこのお話の趣旨です。で、それには無茶振りについて少し知っておいた方がいいことがあります。

お笑いの無茶振り

お笑いに無茶振りというのがあります。この言葉の起源はもしかしたらお笑いなのでは?とさえ思いますが、定義としては👇のようなもの。

お笑いで用いられる「フリ」の一つ。一般的なお笑いの形式としては、相手の役柄を考慮したうえでそれに沿った「フリ」を与えることになるが、ここであえてその役柄設定を無視した対応困難な「フリ」を与え、相手がそれに動揺して素を露呈してしまっているところを笑いに転化するのがむちゃぶりである。

ウィキペディアより

これで思い出すのが吉本新喜劇ですね。

茂造こと辻本茂雄氏が劇中で織りなすアドリブ的な無茶振り。出演している若手芸人が吐いた台本通りの演技で「自分の方が面白い」というセリフを逆手に取り、

 「お~それならここで観客を笑わしてみぃ、そないな大口叩くんやったらできるんやろなぁ(*'▽')」

という切り口で若手芸人の顔を一気に困らせる。

若手芸人は台本から一気に外れた吹っ掛けに困惑するも、ここで笑いを取ればオイシイということも肌で知っているので、でも自分にできるのか?ということと滑ったらどうしよう?という葛藤に瞬時に悩まされ表情が素に戻る。

観客はその瞬間を見逃さず一部始終を笑いながら、どうなっていくのか?に興味津々になる。

本当によくできた笑いのシステムですが、この笑いのきっかけが無茶振りです。

つまり予想外の無茶振りに困惑するも、どうやった切り抜けられるか?を考えている姿を俯瞰してみるのが楽しいわけです。

うん、実に楽しい(笑)。そしてこの笑いは誰に教わったわけでもなく、もしかしたら人間が自然と身に着けている「笑える素質」なのかもしれません。

仕事での無茶振り

かたや仕事でも無茶振りはあります。仕事では笑ってはいられませんから、あまり穏やかでいることはできませんね^^。

仕事での無茶振りは割と日常的なものなので、いろいろな優秀な方々達がいろいろなところで知見を述べられている。その一例として👇をあげますが、なるほどなと感心させられるほどよくできています。

仕事での無茶振りは、度合いにもよりますが結構困るものです。ただ、お笑いの無茶振り同様に「仕事を無茶振られて困っている人」を見ているギャラリーは楽しいでしょうかね?

(よかった~自分じゃなくて…)という心の声が聞こえますよね?(笑)

それで普通だと思います。その「よかった~」が明後日には自分に向けられることも多いです(笑)。

で、みなさんが興味があるのは、ここで無茶振りの当事者になってしまった場合にどうするか?ですよね。

人の無茶振られは第三者として適切と思う対応をしていればいいですが、こと自分に降りかかってきたときはどうにかして対応しないといけなくなる。そんなときに必要なのが

無茶振りを楽しめるマインド(*'▽')

なのです。

無茶振りは捉えようによっては高評価の一つ

無茶振りする人は、実は何も考えずに無茶振っているわけではないケースが多いのです。

👆のような立派な内容で書かれている記事。素晴らしい内容だけど、マインドセットは薄い。

要するに無茶振りと感じた時点で自分には無理という認識があるわけで、無茶振りと感じなければ自分のキャパ範囲内だから無茶振りとは感じないはず。

無茶振りは、自分の認識の仕方によって無茶振りにも普通振りにもなりえるんです。

自分に無茶ぶりが降りかかってきたときは、「自分のキャパを拡げるチャンス」「自分が無茶振られた人に認められている証拠」とも言えるわけです。

すべての無茶振りがそうだとは言いませんが、だいたいはそんなニュアンスを含んでいる。

だから無茶振りが来たときは「え~うっそ~ん@v@」と反応しつつ、「よっしゃチャンスだ!」とどうすればできるか?を必死に考えると、もしかしたら明るい未来が待っているかもしれません。

無茶振りは事実として受け止め、自分のガソリンとして使う

せっかくじゃないですか、無茶振られたときって。

だって自分の捉え方次第でなんとでもなるんですよ。できなかったとしても「無茶振りやったから」と言い訳できるんですよ。周りが無茶振りだと認めていることならなおさらです。

でも無茶振りをこなしてしまったら、無条件に評価があがる。あいつすげぇ~ってね^^。

これを使わない手はない!(笑)

仕事っていろいろな側面があって、大人の事情的なものから個人的な感情まで複雑に絡み合った人間関係の混ざり合いでできている。そんな中で無茶振られた機会を生かすも殺すも自分次第。

ここまで読んで、無茶振りをチャンスと捉えて前向きに処理してみようと思えた方。

全力で応援いたします^^。

わたしも何十年と無茶振られてきましたから(笑)。そしてことごとく無茶じゃないようにしてきましたから、みなさまにもきっとできるはずだと思っています。条件はたったひとつ。

無茶振りを楽しめる志を持てていること。

これを持てる人なら誰でも、全員、無茶振りを自分のモノにできるでしょう。

さぁ、レッツ無茶振られ!(あまり自分から無茶振られる必要はないですが(笑)・・・

※あ、中には超ブラックな無茶振りもあるので、それは断固として拒否しましょう。


#66日ライラン #無茶振り #仕事のコツ #マインドセット #日常生活


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