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片づけの目的と基本3原則①「3択」の原則

 今日から何回かに分け、メンタリストDaigoさんの「人生を思い通りに操る 片づけの心理原則」からの学びをアウトプットしていきたいと思います。

 紹介されているのはただの片づけ法ではありません。心理学の見地をふまえ、このような考えで片づけを行なっていくと、リバウンド(?)せず、効果のある片づけができるよと教えてくれた本でした。

1.片づけの本当の目的とは?

 片づけの本当の目的は、部屋etc...をきれいにすることではなく、「自由な時間を増やし、人生を最大化すること」。散らかっていることであらわれる、「迷う時間、モノを探す時間、管理する時間を減らし」て、その分「自分がやりたいことを実現できるようにする」ということ。この考えがこの本のスタートです。
 片づけて、それで終わってしまってはダメなんですよ。というベースで書かれています。

2.片づけの基本3原則

①「3択」の原則

 片づけを考えていく上での基本、1つ目の原則が、「3択」の原則です。
 迷う時間をなくす、つまり即決できるようにするためには、人間は選択肢が3つ以内でないとダメなのだそうです。それ以上あると、どれもよく見えたり、逆にどれもピンと来なかったりになってしまい、なかなか決断ができなくなってしまう、と。
 1択にできればいちばん良いのだけど、あらかじめ1つに絞るとなると、逆にその1つを選ぶためにかなり悩まなくてはいけないことになり本末転倒。ということで、あらゆる行動の選択肢を3つまでに絞れるように→そんな片づけに結びつけていきたいですね、ということが書かれています。

・なぜ、私たちはモノが捨てられないのか??

 メンタリストのDaigoさんさながら、ここで心理学のお話が登場します。
 なぜ、片づけに悩む私たちは「なかなかモノが捨てられない…」となってしまうのでしょうか。そこには3つの心理的効果が働いています。

1.選択回避の法則
選択肢が多くなりすぎると、人はモノを選べなくなってしまう、ということ。

2.損失回避の法則
人は自分が損をするということを非常に恐れる存在である、ということ。
(→ 得をすることよりも、損を避ける方を選ぶ!)

3.保有効果
自分が一度所有したモノに、より高い価値を感じてしまうこと。

 これらの効果が働くと、私たちはどうなるのか…結局、「現状維持」なのだそうです。今まで通り、そのモノを所有し続け、捨てることができない。散らかった状態になる。これらの法則を理解し、いかに現状維持の状態を乗り越えるか、が片づけの大きなポイントになってきます。

 我々は、自分が取るべき行動を選ぶとき、何を所有するか選ぶ時になると、常に大量の選択肢を頭に置き考えてしまいます。結果として現状維持になってしまう。だから、少なくとも3つに選択肢を絞っておくことが大事なのです。

 残りの2つの原則は、

②「初速最大化の原則」
③「ローコスト管理の原則」

 次回は、この2つについて解説したいと思います。
 片づけはなんとなくできるけど、状態が長続きしない私。この本を読んで、「人生を最大化する片づけ」目指したいです。

 本日もご覧頂き、ありがとうございました♪

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