レストラン型サービス？BBQ型サービス？
1.サービスに何を求める？【レストラン型とBBQ型の違い】
昨日の西野さんの講演会で、『レストラン型サービス』と『BBQ型サービス』の話がありました。
日本では、我々は基本的に、学生時代にお金の問題・集客の問題について教えてもらうことなく世に出されます。競争に負ける可能性が高い状態で世に放り出されるわけです。
現代の『集客』って、どうなってるの？客はどんなサービスを望んでいる？
その時に考えるのがこの2つの「サービス」の違いについてです。
キングコング西野さんが大きなイベントを仕掛ける時、チケットの売り方をこうするそうです。
（↑安い）
・B席
・A席
・S席
・スタッフになれる券
（↓高い）
スタッフになれる券、が一番高い。
ただ、1番最初にソールドアウト、売り切れとなるのは、『スタッフになれる券』なんだそうです。
一緒に働く。働くのにお金も高く払う。どういうこと？？
でも、皆さんこの心理分かりますよね。
現代、人は皆「発信」をしたがっています。そう。SNSの発展がこうさせたんです。
良い発信ができるのであれば、お金を高くても払いたい。今はそういうニーズが一定数あるのだそうです。皆、イイネが、スキが、フォロワーが欲しいんです。（かく言う私も、多分西野さんのことをもっと知って、ためになる良い発信がしたいと思いオンラインサロンにも入ったのでしょう！）
あらゆるサービスは、先ほど挙げた2つのサービスに分けられます。
『レストラン型サービス』：作り手と受け手がしっかり分離している。
【品質】をクオリティーとして求める。
『BBQ型サービス』：客・受け手が、自ら求めるものを一緒に作っていく。
【客が参加できる余白】を求める。
の2つです。
バーベキュー型のサービス、これについて考えてみましょう。BBQをせっかくしに行ったのに、スタッフがすでに火をつけて待っていてくれた。お肉も焼いてある。
バーベキューにそこは求めてないですよね。その体験をしにきているのに…スタッフ、店側が客の参加の余白を潰してしまうと、「スタッフが働いているのに」客の満足感は落ちるんです。
これらの2つの種類のサービス、どちらが良い悪いというのはないけれど、今の日本人には、BBQ型のサービス、つまり【自分で体験して、働いて】、良い発信に繋げる、そのために対価を払うというニーズがあるのです。
この違いの説明の後、西野さんがフランスで個展を行った事例・DJダイノジのパフォーマンスの話を通じて、BBQ型サービスのニーズの高まりや、元々レストラン型だったサービスをどのようにニーズに合わせてBBQ型にしたのか話がありました。
今年初めに読んだ、渡辺道治先生の『BBQ型学級経営』の本も思い出しました。
全てこちらでお膳立てして、学級経営でも授業でも完璧な状態で、クオリティーを追求した上で提供するレストラン型の学級経営・授業も時にはもちろん必要。ニーズもあるのですが、やはり現在は「児童・生徒が自分たちで目的意識を持って授業に取り組み・学級のために動く」「保護者や地域の方も一緒になって、皆で学級への目的意識を持ち寄って一緒に学校や学級を作っていく」、そういう学校現場の在り方が問われているのではないかなと、昨日の公演を聞いて改めて感じました。
後日、上に挙げた渡辺先生の著書についても、詳しくレビューできたらと思います♪
以下、今日も2つ宣伝させて下さい！
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note大学 教育・子育て部【子どもが笑顔でみんなも笑顔】
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ぜひ読んで頂き、考えに少しでも共感頂けた方はスキやコメント、シェアのご協力をよろしくお願いいたします。
『こうするともっとよいプロジェクトになるんじゃない？』のようなご意見をたくさん伺いたいです。ぜひよろしくお願いします。
色々な方面から声援を頂き、現在、出版企画書や目次の作成にチャレンジしています。絶対夢を叶えてみせる！
本日もご覧頂き、ありがとうございました😊
（教員採用試験対策企画は、とうぶんの間不定期な企画とさせて下さい。よろしくお願いします。Canva関係の発信のために、様々な準備が必要となってきました。すみません！）
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