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Study 2nd LIVE 「ready STUDY 5!!!!!」

 書こう書こうと思っていながらズルズルと引っ張って年末まで来てしまい、ニコ生も最終回を迎え、2020年3月のイベントで最後ということもあり、そういう部分で色々思うこともあったので、年が明ける前にちゃんと書いておこうと思いました。ということで、Study 2nd Live「ready STUDY 5!!!!!」の感想というかそんな感じのものです。

2nd Liveは5人でのステージ

 2019年9月に開催された1st Liveは3人でのステージでしたが、2nd Liveである今回は5人でのステージとなりました。加わったのは桐須真冬役のLynnさんと、小美浪あすみ役の朝日奈丸佳さん。
 ライブは2019年12月1日、新宿LOFTで行われました。正直ライブハウスなので会場はかなり狭く、後ろの方はおそらくほとんど見えてないと思います。ですが、私は幸運にも最前列で参加することができたので、そういう点では本当にありがたかったです。
 ライブ開始直前には、学校のチャイムが鳴り、5人による影ナレが行われました。ここでは5人のわちゃわちゃしたやりとりがとても楽しかったですね。特に真冬先生にお酒を飲ませ、その後真冬先生が褒めまくるというところ。そんなにぎやかな影ナレが終わると、ライブがスタートしました。

 1曲目は「ready STUDY go!」。ステージ前のカーテンが徐々に上がっていくと、そこにはStudy5人の姿が。しかも新衣装を着たキャラクターたちと同じポーズを取り、立ち位置まで同じというそれだけでも嬉しくなってしまう始まり。ニコ生で言っていましたが、ここの演出(立ち位置とポーズ)は本番直前に提案して決めたということで、そういうところ大好きです。そして歌唱は5人。そう。なんと5人バージョンだったのです。
 私は歌い始めですでにちょっと涙腺が緩むくらい感動していましたね。しかも間近で5人を見ることができるのは、本当にありがたかったです。

 続いて2曲目は「関係≧方程式」。落ち着いた雰囲気で歌い上げていく5人の振りや表情がとても素敵でした。曲が終わると各々の自己紹介を挟み、Lynnさんと朝比奈さんが退場。すると、3曲目は「Happy weather girl」を披露してくれまいた。1stでも披露されましたが、とても可愛らしい振り付けなどが印象的です。

 3曲目が終わると企画コーナーということで、Lynnさん、朝比奈さんもステージに戻り、「Studyベストマッチ」(だったと思いますタイトルうろ覚えです)という企画が行われました。これは、2人ずつの組み合わせで、どの組み合わせが一番ベストマッチなのかを決めるという内容で、後ろからハグをしてペアを組んだ相手を当てたりしていました。

初披露のキャラソンたち

 企画コーナーの後は各人のソロ曲パートということで、ひとりずつキャラソンが披露されていきました。
 まず最初は小美浪あすみのキャラソン「小妖精ファイターあしゅみぃ伝説」。足のないステッキ状のマイク(フレディ・マーキュリーが持つような物)を持ち、朝比奈さんが迫力のパフォーマンスを見せてくれました。曲は先輩としての小美浪あすみとバイト中のあしゅみぃちゃんの2面性が出ている曲で、合いの手も多くとても盛り上がりました。

 次は、朝比奈さんからバトンタッチして武元うるか役の鈴代紗弓さんが登場。曲は「太陽とドルフィンキック」かと思いきや、新曲となる「水平線でクイックターン」を熱唱してくれました。もちろんこの場で初めて聞きましたが、こちらの曲も本当にうるかのイメージが強く感じられる曲になっていて、可愛くて元気な雰囲気がとてもよかったです。タオルを回してみたいという鈴代さんの希望通り、タオルを回して盛り上がったりもしていました。それにしても、私としては鈴代さんとうるかは本当に似てるというか、重なる部分が多くて本当にはまり役だと思っています。

 こうして2人のキャラソンが終わると、白石晴香さん、富田美憂さんがステージに登場し、3人で「引き出せ!ポテンシャル」を披露。この曲は本当に盛り上がるし、楽しいし、文句なしなんです。1st Liveのときも楽しすぎてあっという間に終わってしまった曲でもあったので、今回ももちろん全力で楽しませてもらいました。

 大熱狂の「引き出せ!ポテンシャル」が終わると、3人がステージから退場し、代わりにLynnさんが登場。スタンドマイクを使って歌うのは、もちろん真冬先生のキャラソン「次の問いに答えよ」。イントロやアウトロでクラップを入れたりもしますが、なんというか比較的落ち着いたロックナンバーみたいな感じの曲で、真冬先生のクールさを感じることもできます。

 曲が終わると、Lynnさんと入れ替わる形で富田美憂さんが登場し、披露したのは緒方理珠の新しいキャラソン「100点が取れるまで」。この曲はバラードで、理珠の変化した気持ちを感じることができる曲でした。ライブの後にTwitterで富田さん自身がこの曲についてコメントしていますが、そこには“「ことだまコンフュージョン」の時は、「この気持はなんですか!?」と奮闘する理珠の気持ちが全面に出た曲で、今回(「100点が取れるまで」)はこの気持が「恋」なんだと自覚した理珠のふわふわした気持ち・苦しい気持ち・うきうきした気持ちが溢れている曲だなと私は解釈しています。”と書いていましたが、他人の心情が理解できない。自分の気持ちも理解できない。そんな理珠が少し変わってきている様子みたいなのが感じられる温かい曲だと思います。

 そしてキャラソンのラストを飾るのは、白石晴香さんによる古橋文乃さんの新曲「流星のち晴れ」。私が文乃推しというのもあるのですが、文乃のキャラソンはなんというか、ダイレクトにささるんですよね。感情に。最初の「トモダチ座」はどストレートのバラードという曲調もあってゆっくり染み込んでくる感じだったのですが、今回は少し違ってややミドルテンポの曲調に。しかし、しっとりとしたメロディラインからは、文乃の優しい部分や控えめな部分が感じられるだけでなく、文乃という女の子が内に秘める芯の強さや力強さみたいな部分も感じられる素敵な曲になっていました。

 この曲はタイミングも本当によくて、ライブ前日にアニメ9話「最愛の星に[x]の名を(前編)」が放映されました。これは文乃と文乃が天文学を志すきっかけとなった母親、そしてそれを認めない父親という古橋家のエピソードになっています。そういった背景もあり、この曲には思い入れもちょっと強いかもしれません。

 こうしてキャラソンのパートが終了すると、残りの4人も登場して軽くMCを行った後、企画コーナーその2が行われました。2回目の企画コーナーは「Studyは5人の役割を決める」といったコーナーで、お題に合わせて5人がそれぞれ提示差rている5つの役割からひとつを選択し、順に発表して全員が被らなければ成功。という内容です。

 数回やりましたがなかなか成功せず、最後のお題「国語、数学、理科、体育、世界史」というどう見ても忖度されたのではないかというお題で、全員が見事自分の担当するキャラをの得意科目を選択して大成功しました。というか成功するしかありませんでした。しかし、企画はとても楽しく盛り上がっていました。

ラスト2曲とアンコール

 企画コーナーが終わると、再びLynnさん、朝比奈さんが退場し、ステージ上は3人に。すると「ていく・あ・ぶれいく♪」がスタート。休み時間というテーマの曲ではありますが、曲自体はアップテンポのハイテンションチューンなので休むところなどなく、熱狂していました。

 そして、そんな休み時間が終わると、Lynnさんと朝比奈さんがステージに戻り、最後の曲「Can now, Can now」を披露。アニメ2期のOPで、5人での最初の曲となったこの曲は、やっぱり感慨深くて、楽しいけどちょっと切なくて、なんというかエモさが溢れていました。それに、最後になると私ももう正直あまり覚えてないというか、楽しすぎて記憶がちょっと薄れてるみたいなところもあります。だから具体的にどうこうではなく、ほんと良かった。みたいな語彙力低めなコメントになってしまいます。
 ともあれ、こうして温かくて楽しくて、盛り上がって熱狂した2nd Liveが終わりました。5人の魅力が詰まった、本当に素敵なライブで、感謝の言葉しかありません。

 と言って終わるのはまだ早くて、アンコールもありました。かなりぐだってた会場のアンコールもなんだかいい思い出みたいなところもありますが、アンコールで登場した5人はライブTシャツにそれぞれのキャラクターのイメージカラーをしたスカートをまとい、最後のMCを。そして、本当のラストナンバーとして、1期OPでもある「セイシュンゼミナール」を5人で、そして会場のティーチャー全員で歌いました。序盤はパート分けも5人バージョンになっていて嬉しくて感動してましたが、最後でありアンコールでもあるからか、途中からはその辺りは気にせずもうなんかみんなで盛り上がっちゃえみたいな雰囲気でそれがすごく良かったです。

 こうして、「ready STUDY 5!!!!!」は終了しました。本当に素敵なライブで、これで終わってほしくないと強く思いました。アニメタイアップでスタートしたユニットなのでアニメのプロジェクトが終わればユニットも終わるというのはわかっていながらも、ここで終わらせてしまうのはもったいないと思ってしまいます。それに、せっかく5人になったのに、もう終わってしまうの? という気持ちも強く、これなら最初から5人でも良かったのではと思うことも正直ありましたし、5人で歌唱する曲の少なさにも残念さを感じていました。

 ライブはもちろん全体通して本当に良かったと言えるのですが、5人での曲が少ないがために企画コーナーを挟まざるを得なかった部分や、3人曲のたびに2人がステージから退場していく部分など、複雑な気持ちになる場面もあったんです。特に2人が退場していく姿を見るたびに、少し悲しくもなりました。できれば全曲5人で歌ってほしい。歌唱だけで終始できるステージを見たい。そんな気持ちもありました。だからこそ、叶うならもう少しだけ、5人でステージに立つ姿を見たい。そう、思っています。

 アニメも2期で一旦終了となりますが、続きをアニメで見ることができる日を願って応援していきます。それがStudyに繋がると信じて。

Study 2nd LIVE 「ready STUDY 5!!!!!」
2019年12月1日(日)17:00会場/18:00開演 新宿LOFT 
Study(白石晴香、富田美憂、鈴代紗弓、Lynn、朝日奈丸佳)
M01 ready STUDY go!
M02 関係≧方程式
M03 Happy weather girl
・企画コーナーその1「Studyベストマッチ」
M04 小妖精ファイターあしゅみぃ伝説(小美浪あすみキャラソン)
M05 水平線でクイックターン(武元うるかキャラソン新曲)
M06 引き出せ!ポテンシャル
M07 次の問いに答えよ(桐須真冬キャラソン)
M08 100点が取れるまで(緒方理珠キャラソン新曲)
M09 流星のち晴れ(古橋文乃キャラソン新曲)
・企画コーナーその2「Studyは5人の役割を決める」
M10 ていく・あ・ぶれいく♪
M11 Can now, Can now
<アンコール>
M12 セイシュンゼミナール


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