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4. Goethe試験┊︎日本とドイツの違い

私は日本でA2を東京で1度、ドイツでB1を3会場(Bonnで全部、Düsseldorf でsprechen、Berlinでschreiben)受けました。
同じレベルを受けた訳ではないので完璧な比較はできませんが、気になっている方もいると思いますので経験談を…


まずはsprechen。
よくsprechenは日本で受けた方が良いと言われていました。受けてみて思うのはやはり日本人は日本人の話すドイツ語が聞き取りやすいということ(当たり前だけどね)。また日本の会場はペラッペラに話せる人も少ない印象です。ドイツの会場ではレベルはマチマチですが、B1でもドイツ語でなんなく会話している人が待合室に何人かいます。逆に訛りが強すぎて何を言っているかわからなかったり、話せるけど文法がぐちゃぐちゃだったりテストについてよく知らぬまま受けている人も多くいます(とにかく色んな人いて面白い)。

1度目に受けたBonnのパートナーはレベル的にはB1をチャレンジで受けている中国の女の子だったのですが、びっくりするほど聞き取れずGroßelternの1単語しか理解ができませんでした(大ピンチ)。何でかわからないけど私には全てがしゃしぃしゅしぇしょにしか聞こえませんでした。何とか質問はしたものの、相手にAltersheimが伝わらずそれを説明しようとして墓穴を掘る結果に。

2度目のDüsseldorf では既に働いているインド人の男性でした。話せない方とやるのも大変ですが(私もあまり話せないけど)、すごい速さで文法がどうなってでもとにかくドンドコ話せる人とやるのもなかなかに難しい。
teil1ではバーーーーーーーーっと話してくださり(?)こちらが発言する隙が0に。
途中で英語も混ざったりで思わず
"理解出来ていません。もう一度説明して下さい"
と言ったらそれに対して
"なになにそんなのつまらないよあなたの意見は〜?☺️☺️"
と返されてしまいもーーーーー冷や汗大量発生!!眉間に皺を寄せまくりながら何とか会話を成立させようと頑張りました。
審査員の先生にその頑張りが伝わったのかひとまず合格出来ましたがとにかく怖かった!爆笑

ある意味楽しいですけどパートナーによってかなり左右されやすいのはやっぱりドイツ会場かもしれません…!
逆にドイツで受ける利点もあります。会場が多くあり結果も早く受け取ることができるので短期間に何度も受けることができます。B1になるとプレゼンテーションもあるので問題よって得意不得意があると思います。そういった面では日本よりドイツの方が良いとも思います。
まぁどちらも利点欠点あるのでその時いる場所で頑張れば受かります(まとめが適当)。


他は日本もドイツも変わりませんが、Berlinでデジタル試験を受けたのでその感想を。
schreibenしか受けていないのでlesenとhören に関しては分からないのですが、私はデジタルの方が良かったです。
問題文からコピーペーストもできますし、何回書き直しても解答がスッキリ見やすいのでミスも防げたと思います。紙よりも何度も考え直してギリギリまで訂正することができました。
ただドイツ語のキーボードなので最初の2,3分は操作に戸惑いました(全部大文字になってしまったり…)。打ち込みに不安があって焦りたくないなら紙が良いと思います。
わからなかったéの打ち方は最初に質問したら教えて貰えたのでもしデジタル試験を受けるなら心配事は最初に解消しておくのが良いかなと思います!


少しでも参考になれば!
それではTschüss👋

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