GAUZE
絶対目にする(耳に聴く)言葉。
「GAUZEの真骨頂はライブ」
もう20年以上前の話、GISMが2ndを出した時のイベントが、雑誌「BURST」の記事になっていた。
あまり覚えてないが、「GAUGEは曲が速すぎて何を演っているかもわからなかった。」と書かれていて、「それは大袈裟だろ・・・」と鼻で笑った。
そんな時、渋谷のタワレコが視聴コーナーにGISMの2ndと「顔を洗って〜」を並べた。
何となく聴いた「顔を洗って〜」に一発で心を掴まれた。何よりシンバルの音が気持ち良い。
破壊音と例えるか?炸裂音と例えるか?
理屈はいらない。これぞ「ハードコア」
後にドラムでバンドに加入したが、とにかくシンバルを叩きまくっていた。
「バカの一つ覚え」ってヤツだ。
そして、その時から10年以上を得てGAUZEのライブに参戦した。
場所は新宿のアンチノック。バルカーズが来日した時のPUNK ADICTだった。
「参戦」と言う言葉が相応しい、フロアは正しく戰場。
音楽に出会って34年、あんなにエキサイティングなライブはあの時限りだ。
GAUZEの曲に合わせ、モッシュもダイブも止まることなく皆でひたすら暴れまくる。
PUNKとかハードコアとかでは無い。
もう「GAUZEと言うジャンル」だ。
そして、何よりライブ終了後の客が皆「笑顔」だったのが強烈に印象に残っている。
ミチロウ亡き後、「観たい」と思わせてくれるアーティストはGAUZEだけかも知れない。
新作も過激にブチかましている。
コロナが収束するか?
GAUZEが活動を休止するか?
自身が死ぬか?
昔は「いつ死んでも構わない」と思っていたが、
ふと気付けばそう思わなくなっていた。
この日の夜がキッカケかもね?