真島昌利
若い人は彼がソロアルバムを出しているのを知っているのかな?
今の時代だ、知っているだろう。
1stの「夏のぬけがら」2ndの「HAPPY SONGS」そしてこの3rdの「RAW LIFE」で・・・あと1枚あるけど持ってないんだよね。「人にはそれぞれ事情がある」だっけ?
買ったのは買ったけど、リアルタイムでは無かったような?
それと、買ってすぐに聴かなかったし、聴いたら聴いたで随分ズッコケた記憶がある。結果、中古屋行きになったけど、今聴けば違うのかな?
実はブルーハーツのアルバムも、全部は持っていない。
コレクター気質では無いので、聴かないCDは持っていてもしょうがない。
30歳過ぎたぐらいに、ほとんどのCDをUNIONに送った。
1番高く売れたCDは先輩のバンドのCD。
グッズはブルーハーツのFC会報だったか、EAST WESTツアーグッズの写真集。2000円ぐらいだった記憶。
と、脱線したね。戻ろう・・・
1stの「夏のアルバム」はアコースティックな感じ。
2ndの「HAPPY SONGS」はそれをバンドサウンドにした感じ。
そして、3rdの「RAW LIFE」はロック。
本人が「ロックなアルバムを作る!」って作った作品だからね。
プロデューサーは佐久間正英さん。これは真島の御指名。
ブルーハーツの2nd のプロデューサー。
もう亡くなってしまったけど、日本一稼いでいたプロデューサーじゃないかな?調べたりした訳じゃないけど。
ちなみにヒロトは佐久間さんのやり方に、不満が爆発しっぱなしだったらしい。
でも、真島は佐久間さんに何かあったんだろうね。
音源は誰でも聴けるので、このアルバムのライブの話を。
ライブは確か2回。日清パワーステーションと渋谷公会堂。
日清〜はまだあるのかな?渋公も名前が変わったとか?
自分は渋公に行ったんだよね。木曜日だったような?
ホール入口の脇にMステから花が来ていた。
で、このライブはDVDになっているんだけど、実は2部構成。
1部は真島のVo&gとサイドgとバイオリンの3人。
客のトークを拾いながら、ほのぼのとした雰囲気だった。
曲は何演ったかな?
「煙突〜」を演ったのは確実。他は覚えていないなぁ。
時間は1時間も演っていないと思う。
で、1度引っ込んですぐにRAW LIFEのイントロが流れた。
何だかやたら機械的な音で、自分は「SEかな?」と思ったら幕が降りてバンドが登場。
そして1発目のバスドラの衝撃が凄まじかったのを、強烈に覚えている。
音がデカいのではなく「音圧」が凄まじい。「渋公が壊れるのでは?」と思ったぐらいだ。
多分、佐久間さんお抱えのPAだったのだろう。
バックバンドは、佐久間さん・そうる透・三宅伸治にキーボードは覚えていない。
今では観ることができない貴重な面子だよね。
ライブは「俺はしつこいんだよ。」とアンコールを2回演って終了。
そして数年後に、そうるさんとは黒夢の新宿ゲリラライブで再会。スティック飛ばしまくってた。
自分の今があるのは真島のおかげと言い切れる。
もし会って話ができるなら、ヒロトより真島を選ぶ。
まぁ、何を言ったところで「覚えてないなぁ。」と言われるだろうが。