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第113回看護師国家試験解説(必修午前21問目)


厚生労働省

無菌操作とは

滅菌された物品や無菌である部位に滅菌を保ちながら取り扱う主義のことです。
つまり、簡単に言うと菌を付着しないようにしよう!ということです。

それぞれの手技の操作に無菌操作が必要か見てみましょう!

●浣腸

排便処置の方法の1つです。
直腸には常在菌が存在するため無菌操作は必要ありません。

●気管内吸引

気管内にカテーテルを挿入し、分泌物を除去する操作です。
気管は通常無菌状態のため、無菌操作が必要です。

●口腔内吸引

口腔内にカテーテルを挿入し、分泌物を除去する操作です。
口腔内は常在菌が存在するため無菌操作は必要ありません。

●経鼻胃管挿入

鼻から経管栄養のための胃管チューブを挿入する操作です。
胃内は常在菌が存在するため無菌操作は必要ありません。

答え

②の気管内吸引です。

看護師になって初めて気管内吸引をしたときは
とても緊張しました。
通水操作時に水が気管に入らないように注意するなど
注意点が多々あるので
現場に出たら繰り返し練習をしたほうがいいです。


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