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第113回看護師国家試験解説(必修午後25問目)


厚生労働省

緑内障とは?

●主に眼圧が上がり視神経が障害されることで起こる病気のこと。
※ただし、時折、眼圧が上がらない正常眼圧緑内障もある。

●緑内障には抗コリン薬が禁忌となっている。
抗コリン薬はアセチルコリン受容体を遮断し、副交感神経を遮断することで、目の瞳孔括約筋を弛緩させて散瞳を引き起こす。
その結果、医原性の急性緑内障発作を引き起こし、失明に至るリスクがある。
※だだし、その抗コリン薬が禁忌となっていることについては令和元年に一部改訂がなされているため詳細は厚生労働省の下記リンクを参照してください

https://www.mhlw.go.jp/content/11120000/000529725.pdf


●選択肢の中で抗コリン薬はアトロピンである。


答え

答えは③のアトロピン になります。



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