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潜在看護師の自分がどうすれば看護師に復職しやすいか理想を考えてみた

元看護師yuuです!

いつも「元看護師」と名乗っていますが
一般的には「潜在看護師」という立場です。


※潜在看護師とは…
65歳以下で看護師免許を所有している人で、現在看護師として勤務していない人のこと


過去のデータでは
潜在看護師は…なんと70万人近くいるとの情報があります。

人の事言えないけれど…
かなりの人数の人が辞めている…!

厚生労働省の資料によると主な退職理由は
下記図の内容のようです。

厚生労働省


このデータをみて
わかる、わかる。って思いました。

私の場合ですが…
20代の時は業務で精神的にかなり参っていました
仕事しているだけで忙しくて10kg痩せました。

30代の今は、まさに結婚+妊娠+出産+子育て+転勤族の転居
離職理由の上位フルコンボです。

そしてもう少し年を重ねると
親の介護もででくるでしょう。


これ見て思ったのは
看護師って夜勤とかあるし
ライフワークバランス充実させにくいよね
ってことです。


そこで…叶えること難しいとわかりつつあくまで理想論で
どうすれば看護師に復職しやすいか考えてみました。


現状無茶だけど叶ったら嬉しい理想

①病欠や保育園のお迎えなど急な欠員がでても対応でき、時短の人も安心して働ける人数の確保

これ大きくないですか?
仕事しているときこれでみんな1番揉めていた気がするんですよね。

今のギリッギリの人数配置だと
休む方も、残って仕事残るほうもきついんですよね。

休憩もしっかりとれないこともあります。


休む人も
「ちょっと休みまーす!」と言えて
残るほうも
「全然大丈夫よー!」と言えるくらいの
人数が欲しい!

でもよく病院からは言われました。
7対1などの体制の決まりや、診療報酬の点数の関係もあるし、医療法の3対1の法律の問題もあるし、そもそもそんな雇うお金ないよ!って

(※7対1看護とは1人の看護師が7人の患者さんに対応する配置基準で、ほかにも10対1などがあります。3対1に関しては看護体制を示しているケースと、看護師の人員配置基準を示しているケースがあります。興味がある方は、下記リンクを見てみてください)

それでも
人が足りないよーといつも思っていました。


あとは産休や介護休暇や入院するスタッフなど長期に休むスタッフがでても人数配置は増えないので、そもそもそういうスタッフが出たときにも問題なく対応できるような人数が最初から居たらな~と思っていました。
その方が休む方も安心して休めますよね…。


②研修や研究は時間内勤務で。休みで出てくるなんて無しで出勤扱いで。

全員必須研修とかならシフト調整でもう無理な話なんですけど
研修とか研究とかは時間内にしてくれーと思っていました。

当たり前のように勤務終了時間後からありましたよね…。

全員必須研修なら日程を分けてして欲しいなとおもっていました。
(もちろん配慮されている病院もあると思います)


③給料を…あげてください…!

給料は切実です。
看護師って高給取りだよねーと言われることあるんですけど
ほんとそんなことないですよ…。

もちろん専門性を高めたり昇給して給与があがることはあると思いますけど
もう少し平均が高くてもいいんじゃないの…?と思っていました。



④育休は3歳まで選択可能にして欲しい…!育児時短は小1の壁までできたらいいな…!

これはよく言っているスタッフがいました。
希望制度で時短の長さを調整できたらいいのになぁと。
自宅保育できる期間が増えたら保育園の負担も減りそうですけどね…。



⑤有給が使えない、または勝手に消化されるのをやめて好きな時使わせてくれ…!

有給は本来労働者から希望を書いて利用していいはずなんですけどね
なんでか勝手に有給処理されていたこととかありましたね。

あとは人が足りないから無理!ともいわれることもありました…。


⑥人間関係の改善!パワハラなんてやめてくれー!

なんだかんだ人間関係大事ですよね。
私は復職したらここが一番大きいかもしれません。
こればっかりは相性だから仕方ない気もしますが
そもそもパワハラ等が発生してもきちんと相談や対処できる機関が各病院にあるといいですよね。


⑦雑務がおおすぎる…!

看護業務以外の雑務が多すぎることもあります。
例えば、在庫管理とか期限切れ確認とかそういう雑務ですね。

看護業務に集中できるように人員を確保してほしいですよね


⑧医師やリハビリスタッフや薬剤師やソーシャルワーカーや事務など他のコメディカルスタッフへの連絡がスムーズにできる環境…!

看護師ってかなり多職種にも連絡取ると思うんですけど
他職種も忙しかったりして全然連絡取れない事あるんですよね。

連絡ができないことで業務が止まることもしばしば…。

あとはその専門分野の相談とかも
気軽にできる環境だといいですよね…!

ギスギスしてなくて、他職種色々話せると
色々な発見もあるのでいいですよね。


もしこれをすべて叶えたら

これがもし叶うとしたらめちゃくちゃ医療費が上がるんでしょうね…。
理想はいろいろあるけれど
コスト問題的に難しいと看護部長がよく話していましたね。


人員が十分に確保できる

業務にゆとりがでる。
患者指導などが充実し、患者サービスが向上する。
研修時間などが確保でき欠員にも対応可能になる。

プライベートも充実

働きやすい職場だと広がれば就職希望が増え人員が増える

と、単純に考えてしまうのですが
現実はそんな甘くはいようです。

でも、少しでも
仕事とプライベートのバランスを良いものにできたら
もっと人は増えるような気はします。


プライベートが充実したり
きちんと休む時間が確保できて心身も安定すれば
仕事にもやる気がでると思うんですけど
なかなかそれを行うには厳しい業種ではありますね。


とりあえず次もし復職するとしたら
忙しくても楽しくできる仲間と出会えるといいなぁと思いますね。


最後に

静岡病院の取り組みがすごくいいなーと思ったので記事載せておきます!

時短勤務のスタッフにとってはすごくいい取り組みですよねー!

時短勤務ではないスタッフからしても
業務を途中で引き継ぐ必要がなくなりますね。

こういう取り組みが全国に広がるといいですねー!


最後まで閲覧していただきありがとうございました。

もしいい取り組みをご存じでしたら是非教えてください!


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