第113回看護師国家試験解説(一般午前78問目)
スキャモンの成長曲線
スキャモンの成長曲線とは0歳から20歳までの成長具合をグラフで示したものです。
そのグラフは4つの型に分かれています。
神経系型
脳、脊髄、視覚器、頭径の発達を示します。
幼児期に急速に成長し6歳までにほぼ9割の発育を達成します。
この神経系の発達は、体を器用に動かす能力やリズム感、運動能力に大きく関係します。
リンパ型
免疫力を向上させる扁桃やリンパ節などのリンパ組織の発達を示します。
12歳頃に大きな成長を見せ、思春期を過ぎると落ち着きます。
一般型
身長・体重、呼吸器、消化器、腎臓、心臓、骨、筋、脊柱、血液量など全体の器官の成長を指します。
人の身長や体重の伸びが大きくなるのは生まれてすぐの時期と12歳頃の思春期呼ばれる時期です。
生殖型
性器系の成長を示します。思春期に急激に成長し、性ホルモンの影響で身体に変化が現れます。
答え
答えは①の脳になります
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