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[ボドゲ×福祉]自分と対話し心を整えるツール ZENタイル

どうも、今年のボードゲーム購入額がおそらく20万円を超えているnoteです。
その内のほとんどは知らない人にゲームをプレゼントするために使われています。

さて、本日はボドゲ×福祉をテーマにZENタイルというボードゲームのことを紹介していきたいと思います。
まずはZENタイルというボードゲームについて簡単に説明していきます。

ZENタイルの紹介

ZENタイルは1人から遊ぶことのできるボードゲームなのですが、ゲームというよりも1日を振り返りながら自身の気持ちと向き合うことのできるツールという側面が強いです。

ゲームには『幸』『悲』『癒』といった感情を表す碁石が20個あり、プレイヤーはその中からランダムに一つの碁石を引きます。
石を引いたら今日一日を思い返しながら、書かれている感情を伴う出来事があったかを考えます。

感情に合致した出来事を思い出すことができたら、碁石を時間スケールの上におくことでいつ起こった出来事なのかを示します。
これを一定数繰り返すことで、一日の出来事や起こった感情を振り返り、心の整理を行うことができます。

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まさしく”禅”の精神で気持ちに向き合い、心を整えるツールとなっています。
1人で一日を振り返ったり、写真に撮って日記として保存したり、SNSに公開したりすることができます。

さらに、心と向き合うことができるという性質を利用して、福祉の現場では対話のツールとしても活用できるとのことです。

福祉の現場でも活用

障害者の就労支援を行っているkawabeさんも施設のワークショップでZENタイルを利用されているとのことだったので、どのように活用されているのかをお伺いし、事例を一つご紹介いただきました。

「ZENタイルソロ」と「レゴブロック」を使用した2020年の振り返り

ワークの前半では、ZENタイルソロを通して自分と向き合い、今年を振り返りを行う。
それぞれのペースで気持ちタイルを眺めながら、自分との対話を味わう参加者の皆さんが印象的だった。

ワーク後半では、振り返った一年の中で最も印象的だった気持ちを、レゴブロックを使って外在化。
組み立てる作業も「懐かしい」「何がいいかな」等の会話も生まれる和やかな雰囲気の中で行われた。
外在化した気持ちは、写真を撮っていつでも振り返ることができるようにした。

ワークについての詳細はkawabeさんがFacebookにて公開されているので、そちらのリンクも共有いたします。

また、今後考えられる別の展開として、相談援助の際にZENタイルを用いて話を聞くことも有効ではないかとのお話でした。
本来は他人が見ることのできない“気持ち“というものを可視化できるZENタイルならではの利用方法ですね。

ZENタイルの新しい挑戦

そんなZENタイルですが、この度海外への展開を視野に入れているそうで、来年2月から海外のクラウドファディングに挑戦されるそうです。

そちらの挑戦をするにあたって、国内および海外で事前に知名度を上げておきたいと色々試行錯誤されているようでした。
私の方でもぜひ協力させてほしいと制作元のちゃがちゃがゲームズ様にお声かけさせていただき、本日の記事を書く次第となっています。

ちゃがちゃがゲームズ様はZENタイルをはじめ、カタローグやじっくりミレーなどコミュニケーションに特化したボードゲームを多く制作されています。
いずれも福祉や教育に活用することのできる素晴らしいゲームばかりで、社会貢献はもちろんボードゲーム産業拡大のためにもなくてはならない存在だと思っています。

今後もずっと活動を応援していくつもりなので、ZENタイルの海外進出がうまくいくように考えられることは全部やっていこうと思います。
まずは今日から毎日ZENタイルで1日を振り返って、ツイッターの方に上げていこうと思います

みんなも応援よろしくね!
それでは、ここまでご覧いただきありがとうございました!


おわりに

本アカウントでは、ボードゲームを気軽に職業として選択できる未来を目指し、毎日発信を行っています。
全てのボードゲーム関係者様を応援しています。


最後まで読んでいただきありがとうございます。サポートして頂いたお金は全て、施設へのボードゲーム寄贈や制作支援に使用させていただきます。