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春暖

時間はいつも私を置いていってしまう。並走すらままならず、いつも後ろ姿しか見えないのだ。死にたい死にたい言いながらわたしは今日も生きている。そしてまた、ひとつ学年を終えようとしている。時の流れは年々ますます早くなっている気がしている、時の流れに追いつける日なんてくるのだろうか?きっと10年後もわたしは同じことを言っているのだろう。「ああ、時が進むのはなんて早いのだろう」と。死にたいわたしは結局死ねないのかもしれない、なぜなら死ななくてもあっという間に人生が終わってしまう気がしているから。酷く大きな困難にぶつかる前に死ぬ必要はないのだ。素直に生きたいと思えるようになったら、私の人生、いいものだったのだなぁと思えるようになるだろう。

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