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売買契約(建売)と建設工事請負契約(建築条件付き土地)

売買契約とは何か(建った物を買う)? 建設工事請負契約とは何か(これから建ててもらう・建築条件付き土地とかこれです)? 自分が買うものはどちらであるか確認しましょう。なぜかというと、請負契約なのにまるで売買契約(建売)のように丸め込もうとする業者がいます。

なぜか?理由は簡単です。引き渡し後できるだけ補修をしたくないからです。請負とは買主が希望する建物を作ってもらう契約です。だから、図面に書かれているもの通りに作って渡さなければいけません。壁紙が違う。取手が違う。寸法が違うなどは契約違反になりますから、入居後でもこれらが見つかった場合売った側は直す義務があるのです。もちろん、注文通りの物を引き渡してくれればいいのですが、細かいところを含め、我が家はそうではありませんでした。担当者はそれを誤魔化すために、マズイ箇所がわかったいるから、建売風に話すんです。

建売とは建ってしまった物を気に入ってもらって売買するわけだから、例え図面と比べ、壁紙が違ってたり、取手が違ってたり、寸法が違てたりなどがあっても、建っているものを見て買うわけですから、図面よりも、現状が優先されます。だから、引き渡し後、雨漏りなど、法で義務付けられていることと、保証に関することに書かれていないことは、無料で修繕する必要はないんです。

だから、請負契約(建築条件付き土地)なのに、まるで建ったものを購入してもらうような話ぶり、契約するまで図面を渡さない、といった業者には気をつけましょう。契約しても図面を渡さない、引き渡しを受けても設計図書を渡さないなんてこともあります。気をつけましょうというか、明らかに意図してやってますから、申し込み当初、今の私の知識があったら契約しないし、買いません。もし契約後そんなことを知ってしまったら、図面・建築途中・完成の時実費で第三者の検査を入れます。写真もしっかり撮らせてもらいます。これを工期が伸びるだとか言って断ってくる訳ですが、冷静に考えればこれも変。何もなければ検査を受けても良い訳で、何か不具合が指摘されれば、高完成してから修繕なんてしなくて言い訳だから、プラスになります。ここを断る時点でおかしなことだと・・・分かりますよね?

大きな買い物。自分は素人で自信がない。中々条件に合った地域で見つからない。だから遠慮して業者の言うことを自分に納得させる。結果、引き渡された後、とても苦しみます。

ここに買いているのは、私の経験談です。私は不動産・建築・法の専門家でもありません。間違っている表現もあると思いますが、どうかこれから家を購入される方が、変なものをつかまされませんように願っています。

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