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ほっこり話から地雷を踏んだ

今日は休み 
天気も良いので朝からウォーキングに行ってきました

すると丁度 小学生の登校時間だったんですねぇ
たくさんの小学生と一緒に歩くことになってしまったんです

その中で
気になる男の子をみつけました
2年生くらいでしょうか
歩道の外側に取り付けられたガードレールのさらに外側の草地を
ガードレールにつかまりながら トボトボ歩いていたんです
他の子達は その子を追い越してどんどん学校へとむかっていきます

ガードレールの外側は
高さ50㎝くらいでしょうか
草地の下り斜面になっていて 
その下は 人も車もほとんど通らないアスファルトの道路です

どうしたんだろうなぁと思いながらその子のことを見ていると
私の後ろの方から ランドセルの中身をバタバタさせながら
やはり2年生くらいの女の子が走ってきて
男の子に
「しょうくん おはよう」
その男の子は しょうくん という名前なのでしょう

しょうくんは 立ち止まって 下を向いています
すると女の子は
「しょうくん 今日は転んでもいいよ
そこから 落ちても大丈夫だよ
わたし 今日は ばんそうこう 持ってきたから
しょうくんが ケガしたら 私がなおしてあげる」
すると しょうくん 大きな声で
「いやだぁ 痛いもん」
と言って 学校へと駆け出しました
女の子も
「しょうくん まってぇ」
と言いながら しょうくんを追いかけていったのです

その時 私は しょうくんが それはそれはうれしそうに
笑っている顔を見逃しませんでした

いいですねぇ 幼い頃の恋心
なんだか 私も良い気分で ウォーキングを続けて帰宅しました

帰ると 奥さんが 洗濯物を干していたので
しょうくんと女の子の話をすると

「私たちもそんなことあったよねぇ」

と言うのです

確かに 奥さんとは幼なじみだけど そんな記憶が  ない

「そんなことあったかぁ?」
「あったでしょう 覚えてないの」
ちょっと語気が荒い かな
「覚えてないなぁ」
と 恐る恐る 顔色をうかがうと

洗濯物を干す作業の手が ちょっと荒々しい
ご機嫌が斜めになりかけているようなので

「あ~~~あ~~ あったよなぁ
子どもの頃からいっつも一緒だったしなぁ
あの頃は かわいかったなぁ」(ヤバイ失言)
「あのころ~~~?」(切り返しが早い)
「いや~~~ 今もだよ」

と そそくさと 退散!

はぁ~
お昼は どこかで外食でもして
機嫌をとらねば~~~~







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