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ファシリテーションとプログラムデザインをわけて考えよう

「ファシリテーション」ってなに?

ファシリテーションは モノゴトを円滑に進めるためのテクニック です。

スムーズに会議やワークショップやプロジェクトを進めていくテクニックがファシリテーションです。


ファシリテーションとプログラムデザインは違う!

ファシリテーションは雑に言うと進行役です。どんな会議にするかを考えるのは「プログラムデザイン」というファシリテーションとは別のテクニックになります。

(結婚式や運動会もプログラム考える人と司会する人は別ですよね?)

例えば会議をやるというのは大きく3つのStepになってます。

1.目的をきめる2.会議をデザインする・・・アジェンダや参加者を決める3.会議を実行する・・・ファシリテーションする

この 3 の「会議を実行」する時に「予定通りに進まない」「参加者から意見が出ない」「想定外のことが起きた」、、、その時に参加者に意見を促したり、意見をまとめあげたり、タイムスケジュールを変更したり、瞬間瞬間で「かじ取り」をするのがファシリテーションです。


ファシリテーションとプログラムデザインは別の役割であることを知っておくと気が楽になる

まず目標があって、
目標をかなえるためのデザインがあって、
デザイン通りに進行するためのファシリテーションがある、
という構図を頭で描いておくとよいです。

話すのが苦手でファシリテーションが苦手という人もいます。
そういう場合にはデザインを厚めにしておくとよいです。極端ですが完璧なデザインができればファシリテーター不在でも進む会議が作れます。逆に即興性を楽しみたい人はファシリテーションを厚くするのもよいと思います。

完全に無人のお化け屋敷か、お化け役の脅かしスキルに頼るお化け屋敷にするか?みたいな違いだと思ってください(怖いの嫌いでお化け屋敷行かないので違うかもしれませんが…)

ちなみに、ファシリテーターとプログラムデザイナーは「人」としては一緒でもいいです。厳密な区別はいらないですが今の自分がどちらの役割で仕事をしているかは意識しておいた方が少しだけ幸せになれると思います。
なんでもかんでも「ファシリテーション」じゃなくていいのでちゃんと自分の得意分野で勝負しましょう。

まとめ

ファシリテーションはデザインとは別。
ファシリテーションがうまく行かないときはデザインについて考えてみる。
それでもうまくいかない場合そもそもの目的目標に立ち戻ろう!

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