2019/04/26 曇りのち雨

 きょうはアベンジャーズ/エンドゲームを観てきた。その帰りに棺担ぎのクロの画集を仕入れてきた。頭身高めというかデフォルメ率の低めのほうがやっぱ好みだな! 画集で改めて見るとクロちゃも美形よねと思った。ていうか原画展用の絵でクロとキサラギが描いてあるのがあったんだけど、ほんとキサちゃんかわいいな。GA画集のときも言ってたけど。なんなんだろうね。ギャップにドキッとする。そして画集に挟んであった広告にきゆづきさとこ新連載企画進行中との報。これは楽しみ! まだクロ最終巻読んでないんだけどね。怖くて開けられない。

 で、以降エンドゲームのネタバレ感想。

 なんかしっちゃかめっちゃかしてたなというのが率直な感想だろうか。今作は時間モノになってるので、そのへんがややこしい印象を与えてるのだろうか。のっけからサノス斬首されるしこれどうするんだろと展開が読めなかったり、なんやかんや詰まってたんで3時間という長さは気にならなかったな。
 満足度で言うと、微妙。スッキリしない。なんかもうちょっとどうにかならなかったのかなと思う。
 指パッチンで消えた人たちを指パッチンで復活させて、代わりに指パッチンでサノス軍団を消滅させた、というのが今作のあらすじなんだけど、なんか、他の解決策はなかったんかなぁ。とくにサノスとの決着。力に対して更に大きな力で叩き潰すという決着方法はわかりやすいんだけど、そも指パッチンはヴィランが使った反則的な方法で、それを使って仕返しするというのがヒーロー的でない感じでいまひとつ腑に落ちない。それこそ自信も体型も取り戻したソーが満を持して斬首するみたいなんでもよかったのではと思うが、アイアンマンに留めさしてもらおうと思うとあれしかなかったのかなぁ。
 アイアンマンといえばまたシビルウォーしてたのはちょっとウンザリしたね。トニーの気持ちもわからいではないが。あと最近のシリーズに共通のことではあるがコメディシーンが多すぎる。長丁場なんでガス抜きがないとってのは分かるんだけど、前作のあのお通夜感と全宇宙の生命半分をどうこうするってところなのでもうちっと緊張感あってほしかったな。
 コメディシーンといえばエイジオブウルトロンのあのシーンを伏線にしてついにキャップがムジョルニアを持ち上げたけど、振り回すどころか雷まで使いこなしてて、あれはさすがにどーなんだってなった。ムジョルニアで雷使えるならソーの雷神要素はどこにいくのか。また、キャップがムジョルニアを持てること自体はウェルカムなんだけど、そこに至る説得力が欠けてたように思う。あれなら別にアベンジャーズ誰でも持てるんじゃないの?という感じ。
 冒頭のサノス斬首シーンで外国人客からか笑いが起こってたのは唖然としたな。国民性というやつだろうか。マーベルもあれはウケ狙いだったのかな? あと字幕ではなんともないシーンでも笑いがあって、それは原語の言い回しのアレなんかなと、ちょい羨ましかった。コメディシーンでいうとキャップのエレベータのセルフパロはほんとニヤニヤしたね。ほか、よかったシーンというとソーが母親と再開するシーン、トニーが父親と出会うシーンはうるっときた。とくにソーの方はソーの情けなさと母上の慈愛の対比が胸を打ったね。ネビュラが人間性を取り戻していくところも尊い感じでした。
 前作出てなかったホークアイだが今作頑張ってたのだけど、あれなんかね、海外の持ってる東京のイメージってネオンと雨なんかね。ブレランをはじめだいたい洋画の東京って暗いよねと思った。ていうかブレランがそういうイメージを作ったんかね。ていうかブレランの舞台って東京じゃなくない? まぁええか。ホークアイとナターシャのソウルストーン争奪戦は双方手加減しねーなって感じだったな。
 キャプテンマーベルはなんか、便利な使われ方しかしてなくて、キャラクターというよりは舞台装置みたいだったな。強さが桁違いなので扱いに困るってのはあるんだろうけど。登場人物も飽和してるし。本編単体だとトニー救助の脈絡がないのが辛い。あとなんで髪切ったの?
 そういやロキがテッセラクト持ち逃げした件が野放しになってたけどアレどうなんの? スピンオフドラマにつながるのかな? スピンオフといえばナターシャがソウルストーンと交換されたけどスピンオフどうするのかねえ。ていうかあの時間軸以外の宇宙は大丈夫なんだろうか。そのへん有耶無耶になってると思うんだが、時間モノなんで気にするだけ無駄なんかな。
 まぁともかく、あれだけのお話がよく決着したなと思う。そんな感じだった。

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