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病理、晩餉の献立添え

突き落とそうとする自分と戦っている

夜ちゃんとねて、朝ちゃんと起きて、買い物に出かけ、合間に頼まれている仕事をこなし、薬をちゃんと飲んで、穏やかな気持ちで自分の作品制作もできた日のことだ

みぞおちの奥あたりから、死ね、ないしそれに近い強い否定の色を帯びた轟音がするんである
どういうことだろう

とりあえず頓服を飲んでやり過ごす、思い当たるのは自分の習性というか
こりゃおそらく癖なのだ、認知の歪みがあるんだろう

うまくいった日ほど怖いもんはないかもしれない

そういうビョーキ、まだそういうビョーキだ

慣れなくちゃならんのだった 自分で、人生を作っている事実に

一個ずつ自分でやっていることの結果だということに慣れていないのだった

不安要因を予期しようとする癖と、
どこにも見つからないと、却って無理やり自分で不安要因をつくろうとする癖がある

でも大丈夫 作品を作るという道が残されていて、 何事があっても、作品を作るをやっていこうとする自分がいる

線を引けなければ、キーを打てる キーを打てなければ、土をこねることができる

土をこねることができない時にまた線を引いてみる 比較的いつでもやれることがあるから、やっていける

思い出すとたぶん大丈夫だ

夜は肉と野菜を焼いて食う、作るでやれて幸せになることを一個ずつ見つけられる余裕を持てるくらいにはなってきたみたいだ

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