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「洪水に強い『水上都市』の計画を認可 釜山」 CNN 2022/1/3

【記事の要約】
釜山市が位置する韓国南部の海岸線は海面上昇の影響について特に脆弱だと考えられているため、釜山市は、2022年から始まる「オーシャニクス」計画を許可した。この計画は、工場であらかじめ製造され海上の所定の位置にけん引されたプラットフォームを連結させて、最終的には1万人を収容できるようにするものである。海上都市は「自活」が想定されており、住民は自分たちの食料やエネルギーを「廃棄物ゼロの閉じた循環システム」の中で作り出すことができる。

【私の考え】
海上都市というと、ドバイの人口島であるパーム・アイランドが思いつく。しかし、この釜山の計画は、本土を結ぶ橋がなく海面上昇に耐えられる点と、観光客ではなく、定住者が住民として想定されている点で大きく異なる。また、工場であらかじめ製造されたプラットフォームを組み合わせることで都市を建設できるため、海面上昇や人口増加という問題を抱えるアジア圏にプラットフォームごと輸出することも考えることができる。


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