見出し画像

「露3団体『過激派』認定へ」 讀賣新聞 2021/6/10

【記事の要約】
モスクワの裁判所は9日、ロシアの反政府運動指導者アレクセイ・ナワリヌイ氏が代表を務める3団体を「過激派組織」に認定する是非について本格審査に入った。認定されれば、「イスラム国」などと同じ扱いを受け、関係者は最長10年間の禁錮刑を科され、反政府運動が壊滅状態に陥る可能性がある。

【私の考え】
香港の例からも、反政府運動に対して実刑を出すことの影響力は大きいと思う。しかし、ロシアは中国と香港の関係とは異なり、国内の与党と反政府組織の関係である。ここまで強い対応を取ることのメリットは、それほど多くないと思う。また、ロシアはインターネットでの言論統制をあまり行っていないため、反政府運動を抑えても、与党の支持率上昇に直結しないと考えた。

この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?