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「【解説】 韓国はなぜ核兵器を欲しているのか 国内で製造への支持広がる」BBC 2023/4/28

【記事の要約】
北朝鮮の核兵器はアメリカ全土を狙えるようになった。また、2016年にはトランプ元大統領が、在韓米軍の経費を韓国政府が負担しなければ軍を撤退させると脅した。そんな状況下でもアメリカは韓国を守るのか疑問が出ている。その中、韓国が核兵器を開発する方法を策定する「核戦略フォーラム」が立ち上がった。北朝鮮が核兵器実験を行えば、韓国政府は核拡散防止条約から脱退することに加えて、金氏が6カ月以内に核兵器の一部放棄に応じない場合、核兵器の製造を開始する。


【私の考え】
歴史的には、アメリカとソ連や、インドとパキスタンが核開発を競った過去がある。そして、インドやパキスタン国内での核兵器に対する世論調査では、共に9割以上が核兵器に対して肯定的な反応だ。一方、アメリカの若年層を対象としたアンケートでは、破壊的すぎるなどの理由から7割以上が核兵器は必要ないと回答した。国により核兵器に対する感覚は異なるが、その国の置かれた立場がどのように意見の差に影響しているかや、ロシアのウクライナ侵攻前後での意見の変化を分析することにより、今回の韓国での現象も説明できると考えた。


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