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「21歳の空軍州兵を逮捕、米国防総省の機密文書流出」 BBC 2023/4/13

【記事の要約】
数カ月前から50~100点以上の米国防総省の機密文書が、ゲーム愛好家に人気のソーシャルメディア「ディスコード」に投稿されていた。この問題をめぐりメリック・ガーランド司法長官は13日、21歳の空軍州兵を逮捕したと発表した。容疑者は空兵で、ネットワークの保守・管理担当者。比較的低い位であるが、米軍では軍人に非常に早い時期から多くの責任を負わせているため、機密文書にアクセスすることができた。

【私の考え】
日本の自衛隊を始めとして、世界中の軍で機密情報が漏れる事例がある。どれだけ外部からの攻撃に備えたり、機密情報の管理を教育したりしても漏洩する人は必ず出る。1)信用スコアの導入や危ない行動をしている人の監視、2)規則を増やし大きな裁量を与えない、3)罰則規定強化、という対応策を取ることが多いが、そもそもスパイや不注意により情報漏洩することは多々ある。他国と比べても緩くない米国の罰則規定を強化したり裁量を減らすよりも、信頼して裁量を認めた方が結果として多くの成果が生み出されると考えた。


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