「世界の頂点に立つ小さな空港 米アンカレジ」 CNN 2022/3/20
【記事の要約】
米アラスカ州の人口30万人都市アンカレジには、国際空港がある。この空港は、冷戦によってソ連上空の飛行が厳しく制限されていた40年間、欧州から東アジアへ向かう旅客便の中継地として親しまれた。そして、新型コロナウイルスが広がると、医療物資の国際輸送で重要な役割を果たし、ロシアのウクライナ侵攻により、ロシア領空が再び飛行禁止となった今、短期間ではあるが、世界で最も発着便数の多い空港になった。トルコの空域が混雑する中、ノルウェーを経由してアラスカを通るルートの重要性が高まっている。
【私の考え】
北海道函館市はアンカレジと同じ、人口約30万人の都市である。しかし、函館空港は大量の国際貨物を受け入れられないだろう。アンカレジ国際空港が多くの航空機を受け入れられたのは、冷戦時代に活躍した規模の大きさが活かされたからだと考える。また、ロシア上空を通れるようになっても、この空港は元の状態に戻るだけなので負担は少ない。このように、様々な変化に柔軟に対応できる空港が、変化の大きい時代には重要になると考えた。
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