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「【解説】 ウクライナの攻勢、なぜ西側兵器でもつまづいているのか」BBC 2023/8/1

【記事の要約】
ウクライナ軍は、占領されているメリトポリとマリウポリ、クリミア半島に到達するために、ウクライナの南部で反転攻勢をしている。しかし、ここを軸に戦うことは、ロシアの最も強力な防衛線を攻撃することを意味する。ロシアが何重もの地雷原と要塞化した防衛線を張っていることから、西側諸国から供与された戦車や装甲車などの兵器をもってしても前進が難しい状況だ。ロシア軍はこの2週間遠隔操作をできる地雷も使っている。これらこそ、ウクライナの前進を阻んでいる。

【私の考え】
独ソ戦で、ナチス・ドイツがソビエト連邦を攻撃したとき、ソビエト連邦は国民に2,000~3,000万人もの死者を出して勝利した。ウクライナ侵攻では、ロシア側からウクライナを侵攻しているが、このままウクライナがNATO加盟をして西側諸国の友好国となれば、敵対する国と隣国になるという危機感がロシアにあるのだろう。独ソ戦のように、もし敗戦すれば過去に持っていたものを失うため、それを守るために戦うという気迫を両国から感じる。イデオロギーの対立により、西側諸国の兵器だからこそ、よりロシアが西側諸国に勝ちたい、そして勝たなければいかない状態になっていると考える。


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