「初の議長国 首相奔走」讀賣新聞 2022/5/25
【記事の要約】
日米豪印4カ国によるQuad(クアッド)は、インド洋大津波の支援がきっかけとなり、安部氏が官房長官時代の06年に4カ国の協議構想を提唱したことから始まった。安部氏が首相に再登板した12年12月、海洋の平和と安定のために4カ国が戦略的な連携を強化する必要性を指摘し、首相官邸で24日開かれた首相会談で、日本は初めて議長国を務めた。岸田首相は、会議で進行役を務め、ロシアによるウクライナ侵攻をめぐって、インドと文言調節にあたった・
【私の考え】
貿易協定や軍事同盟など、国際的枠組みがいかに粘り強く息の長い取り組みによって実現されているかが分かる。将来の国際関係を見通し、今までにない活動を、新たに提唱して実現まで持っていくだけではなく、実際に運営していくためには4カ国の枠組みでも相当な困難があったと考える。現在、世界でTPPやEUなどの大規模な枠組みが維持されていることに対して、深い敬意を覚えた。
この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?