回想録#2

〜ひとりごと〜


第二回の講義を経て、番組企画をじっくり考えてcm企画との違いに気づかされて、メディアは同じなのに目的も違ければ作り方も違うというところが面白いなぁと浸っていました。
なんとなくの範囲でわかっていたけど、言語化してみると見る時も企画考える時も意識できるから、言語化ってやっぱり大事ですね(たくさんの人に言われた事だけど)。自己満で「言語化ノート」みたいなのも個人的に作っていこうかなと思います。

宿題〜「テレビ番組を考える」〜

まずは、僕がどのように考えたか思考回路を簡単に書きます。

1 お笑い番組を作りたい。ターゲットは全世代だし、どんな世代も笑える番組を作りたい。

2 絶対に笑ってはいけないルールの下で芸人がフリースタイルでガチで笑わせにくるのはすごい面白い。その芸自体が面白いのはもちろん、それを見るゲラの芸人が笑いを堪える顔が面白くて見ているこっちも笑っちゃう。
絶対に笑ってはいけない環境で芸人がお笑いをする番組にしよう。

3 似たような番組はたくさんあるから、コンセプトを作って差別化を図ろう。裁判所は絶対に笑ってはいけない環境だから、裁判所のシステムは転用できそう。

4 裁判所というフォーマットを作れば、被告人を変えることで長生きできる番組になるかも。

5 裁判所のシステムを踏襲して、「お笑い裁判所」にしよう。

すごい簡単に書きましたが、このような感じで考えました。太字にしたところは考える際に意識したところです。個人的には面白そうかもと思っていましたが結果は、、、。詰めが甘かったり、そもそも一発屋を起用する点でターゲットが狭い企画だったのかもしれません。なにより、バナナマンがMCじゃなくてもいい企画だなと感じました。

僕以外の企画生の番組は、企画はもちろん面白そうなものが多くて、なにより企画書から伝わる熱量に圧巻されました。全ての企画書を見ながら、自分の企画書が恥ずかしく感じました。(以前読んだ加治さんの本に「企画書はめちゃくちゃシンプルに書く」というようなことが書いてあったので、それを真似てカッコつけちゃいました)

次回は細部を詰めまくって、企画書の配色やフォントをいじって熱量が伝わる企画書を作りたいです。

企画とは

「トーク番組は企画じゃない」

この言葉を聞いた瞬間太文字でメモしました。この言葉はつまりは、企画とは完全作り物であり、企画の対義語はトークやアドリブということだと感じました。こう考えると、なぜ番組企画が難しかったのかが合点が付きました。僕個人的にはそのテレビ番組が面白いかどうかは、出演する芸人のアドリブやトークで決まるものだと思っているのですが、それらアドリブやトークという生モノまでは予め企画することはできません。だからこそ、コンセプトは面白そうだと思っても「この番組は絶対に面白い!」と思えなかったのだと思います。逆を返せば、企画自体が突出して面白くなくても出演者がのびのびとできる企画であれば面白い番組になるのかもと思いました。まさに講師が仰っていたことに繋がりました。もちろん、素人を扱う番組でコンセプトが面白くて好きな番組もありますが、出演者先行で考えるテレビ番組ならではの企画の作り方を少しだけ学ぶことができた気がします。「企画自体が面白くないといけない」という固定観念を持っていた僕には発見がありました。

終わりに

今回も学んだことたくさんでした。インサイト先行ではない企画の仕方もあることを改めて念頭に置いて、幅広い考え方でこれからの講義や宿題に臨みたいです。また、過去2回の宿題で「もっと詰められた」という反省を毎回しているので、次回はこんな反省が無いように取り組みたいと思います。

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