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BL(主に小説)が楽しくて仕方がないから話をしたい!! ①BLが好きな理由

 BL小説に初めて触れたのは1年少々前、「美しい彼」でした。
 そして即落ちでハマりました、ウソみたいにハマりました。ハマったとは言っても、読んだ小説は1年で60冊足らずです。

 そして最近、キャンペーンをしていたAmazonの読み放題にお試し加入してみました。加入して1ヶ月半ほどで60冊以上のBL小説を読み漁りました。この間にWEBオンリーのアンソロを書いたり2週間に1度のアンソロ企画に参加しながらの、1ヶ月半で60冊以上です。

 そりゃもう隙あらばBLです。洗い物をしながら、包丁で野菜を切りながら、スーパーのレジに並びながら。パートの昼休みはフルで読みまくり、外出中には歩きスマホで読んでしまっている始末です。さすがに危険すぎましたし、いい大人がみっともないので歩きスマホは止めましたが、それ以外はずっと読んでいます。

 ゲーム好きがゲームばっかりしているのと何も変わらないのに「読書」をしてると知的に見えるんですね、それがBがLしてる小説であっても。

 そしてこんな短期間に一気に読んでしまって私の中は煮えたぎるマグマです。もうパンパンです。我慢できないっ、出したい! 早く出させてよ!!BLのエロシーンじゃありません、私のあふれ出る感情の話です。

 誰かと話をしたい、この思いを吐き出したい。
「BL小説」の面白さと湧き上がる感情を語り合いたい。
 熱く語り合いたい。いや、一方的に話したい。相槌だけ打って黙って聞いていてほしい。
 でもそんな友だちがいないのでここで喋らせてください。
 このマグマのような暑苦しい思いを喋りたくてnoteで書き喋らせてもらいます。

 多分1回ではこの燃えたぎるナニは収まらないので、今回は個々の本の話ではなく大きくいきます。大きなテーマを、個人的な小さな小さな尺度で喋らせていただきます。テーマ、どん!

【何故BLなのか。どうして男女間じゃダメなのか】

「男女間がダメって訳じゃないんですよ」みたいなリスクヘッジな言葉はナシです。男女間じゃダメなんです。BOYたちの話だからいいんです! その大きな理由を、まず1つめ。

「役割分担がない」

 ジェンダーレスとかありのままのワタシとか言っても、現実やっぱりそうじゃないことが多いです。
 大皿サラダを取り分けると「女子力アピール()」と言われるのに男性がすると「気が利く」と言われる。しなければ「しないタイプなんだw」とか言われる。実際に言われるかどうかではなくこの空気感、わかってもらえるでしょうか!
 PTAは参加はほとんどお母さんですし子どもの緊急時に迎えに行くのもお母さん。女性が疲れながらもこなしてる家事も、男性だと「料理は俺が担当」と言うだけで「優しい」「すごい」と言われる理不尽さとイライラ感。「名もなき家事」という言葉もこの「イラッ」から生まれてますよね。

 BLにはそんな役割分担がなくてフラットです。
 男女モノで男性の方が家事をしていると「男性の方が家事をする関係性」の注釈が入ります。女性が壊滅的に料理ができないとか、女性の方が稼ぎがあるとか家事をするのが好きな男性であるとか。そんな「理由」が必要です。
 理由や説明がない場合だと「どういう世界線の話なのかな?」とそこが気になって話に入り込めないぐらいです。
 ただそれは「私自身がその役割分担という固定概念に縛られてるだけなのでは?」とも思うのですが、そうであれば尚のこと「役割分担のない世界」が居心地がいいんです。

 BLがいい2つめの理由「女性が避けては通れない問題が何もない(だって女性じゃないから)」

 1つめのと似てるところですが、30歳前後の女性が主人公だと「結婚・出産」の問題がどうしても題材として出てきます。主人公がどの選択をするとしても自分自身や周りの人たち、つまり現実のリアルを考えずにはいられないんです。もうね、ライトなノベルにリアルはいらないんですよ。現実逃避のために読んでるんです。その点BOYSはライフイベントのタイムリミットも少ないですし、そもそも男性にとってその辺どうなのかわかんないですから受け入れやすいんです。

 この「異性だからわからない」が、3つめの理由です。

 私は女性です。BLに出てくるのはBOYSです、異性です。
 異性だからわからないから、風変わりすぎるキャラでも受け入れられるんです。
 んー、逆の言い方をすると「女性キャラを見る目は厳しくなる」ですね。だって私が女性ですから。女子校じゃなくたって一緒に遊びに行ったりお喋りするのは圧倒的に同性の友人たちです。つまり知ってるんです、女同士のことは。

 だから物語でやストーリーで「純真すぎるキャラ」や「鈍感すぎる」キャラ、「ツンデレ」キャラみたいなほぼほぼファンタジーな存在のキャラであっても、現実に寄せてしまうんです。
「カマトトぶってんじゃねえよ、冷凍保存されてたのか?」とか「鈍感は決して美徳じゃないからな?」とか「めんどくさ、ツンとデレの二重人格めんどくさっ」とか考えがちです。楽しめない、そりゃあ楽しめないさ!

だけどそれが異性であれば。
「知らない」んです、同性のことにくらべて圧倒的に知らない。だから許せるんです。カマトトぶってても鈍感でもツンデレでもスパダリでも、全部「そうなんだー」で受け入れられるんです。……私バカなのかな? 理由もアタマも弱くないです?

 そして4つ目の理由として、私はカワイイ女の子もカッコいい女の子も努力してる女の子も好きですが、それ以上にカワイイ男の子とカッコいい男の子と努力してる男の子が好きなんです。ミもフタもない話ですが。先日知り合いが映画“2gether”を見て「おじさんが若くてカワイイ女の子にヘラヘラするのがわかった、だってカワイイ男の子って見てるだけで笑っちゃうよね」と言ってました。
 異性間のストーリーならカワイイもしくはカッコいい男の子は1人ですが、BLならば2人です。ひと粒で2度美味しい!やったね!!

 他にも、私が言葉にできていない「BLがいい理由」はまだまだあるでしょう、あるに決まってる。
 何を聞いてもワタシ「それ!それよそれ」と同意しますね。「いいよね」「こーゆーところもいいんだよね」「だよねー」って言いたい、言い合いたい!!

 私のように溜め込んでいるマグマがあるなら、ぜひ吐き出してスッキリさせてください!それが私の明日への活力です!!
 まさにウィン・ウィン。だから!
 これを読んだら!!教えてください!!!
 BLのおもしろさと楽しさとその思いを!!!

 お願いします。
 また書き喋りにきます。


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