BL(主に小説)が楽しくて仕方がないから話をしたい!!④BLに振りかけられている魔法の粉
今さらなんですけど、いいですよね。BL小説。
ふぅ、心のオアシス!!
一瞬で心に羽がはえて3cmぐらいふわふわ浮いたまま日常を過ごせます。
フツーのBLカテゴリーでないラノベ小説、転生モノでも魔術モノでも近未来モノでも神様モノでも好きなんですけど、このふわふわ感は「BLならでは」です。何故なのか。
わからん。
わからないんですが、ふわふわするパターンの1つに「主人公が傷ついている」というものがあります。
主に現代が舞台のものですが、一般的ラノベ主人公たちと違って「マジョリティではない」という自覚しているBL主人公たちが多くいます。
一般的ラノベ主人公たちは、社会に適応できなかったり能力が足りなかったり(と思いきやSランク勇者だったり)夢と現実の差に挫折したりといった、努力とか運といった要因で「変化させることができる」ものを抱えています。
でもこのタイプのBL主人公たちは「同性を好きである」という「変化できない」ものを抱えていて、それが自分自身に対する「引け目」である場合がほとんどです。
周囲に隠しておきたい、友情を壊したくない。だってフツーじゃないから。
もう、最初から少し傷ついてるんです。
傷ついているからお人好しなほどに優しかったり、自分を守るために他人を寄せ付けなかったり、自分を偽った姿で生きていたりします。
その設定だけで感情が揺さぶられるのに、そこに登場しているのは男性、つまり私にとっては異性で「詳しくはわからない」というファンタジーオブラートがかかって「あーなんだかもうふわふわしちゃうわあ!」となるんですけど、この感じわかってもらえます?
ファンタジーなんですよ、すべからくBLにはファンタジー成分が含まれている。
生きていく上で、生きていくための日常生活に男女の差はほとんどないでしょう。なのに「異性同士の恋愛」を扱っているでは、女性キャラクターに対してのみ「現実」のフィルターをかけながら見ちゃうんです。言い換えると男性対しては「現実フィルター」をかけずに見ることができる。
「そんなヤツいねぇよ」のファンタジーを、ファンタジーのまま受け入れることができる。
そもそものストーリーだけでも楽しくて面白いのに、このファンタジーの粉がかけられてるんです。魔法の粉です、ハッピーなターンです。
そりゃふわふわするってもんです。
ふわふわさせてくれるBLが最高!ハッピー!!
ってシメで今回は終わるんですけど、これ前半部分は必要なかったのでは?って感じですね。でも仕方ないです、自家中有毒を起こさないように溢れ出る思いを勢いに任せて吐き出してるんですから。
出しても出しても止まんないわーー!!!
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