20240928
長い長い繁忙期を終えて穏やかな9月。
これくらいの労働量が丁度いい。
そうでなければ文章を書く気にもならない。
チョコザップへ行く気にもならない。
煙草の本数ばかり増える。
しかし今は落ち着いている。
中小企業で一定の評価を得ている。
給与は上がっていく兆しがある。
だが上がったとて、上がったとて。
より労働条件の良い会社が、
世の中には掃いて捨てるほどあるのだろう。
自分はそこに所属していない。
ワークライフバランスを満たしながら、
経済的に余裕のある生活を営むことは叶わない。
叶わない?
叶うのかもしれないけれど方法がわからない。
今の職業が楽しいことは本当。
本当にそう感じるが、弱者の正当化ではなかろうか。
お金じゃないのさ、大切なのはやりがいさ、などと、
経済的に豊かでないことを誤魔化してはいないだろうか。
自身にとっての幸せが明確でないから、
外部に物差しを求めて一向に満足できないのだろうな。
33歳からいつまで生きるのか不明。
学生時代の友人と繁華街で飲んでも微かに疎外感を思う。
野球に興味は無いし、くだらない話に没頭できない。
側で聞いている分にはとても楽しい。
所属させてもらえていることは有り難い。
たくさん笑えて本当に楽しいと感じているのだけど、
交わらない他者だなあと、楽しい時ほど深く感じる。
思春期をこじらせ続けているようで馬鹿馬鹿しくもあるが、
何を思って皆30代前半に突入しているのか。
趣味娯楽に心底から没頭できているのか。
今の仕事に満足しているのか。
これからの生活に漠然とした不安はないのか。
そんなことは皆飲み込んだうえで笑い合っているのか、
上手に目を背ける技術を皆持っているのか。
常に漠然とした不安感と、自分を客観視する自分がいて、
とくにワイワイ賑やかな場所には没頭できない。
でもライブは一瞬だが没頭できる。
音楽を聴いている自分だけが得られる感情で、
他者とそれを共有する必要もなく、
ただその場でそれに浸ればよいだけ。
孤独を感じつつも、絶対に他者と共有できない自身の感性、
感情の揺れ動きを大変贅沢なものだと感じる。
11月以降は好きなバンドのライブの予定が多くて楽しみ。
将来に対して自身への投資はしていない。
有意義な資格取得に向けて自己研鑽などしていない。
ただ、漫然と過ごす時間には満足できない。
辛うじて、読書だけが充実感を与えてくれる。
疲れるから長時間は読めないのだけれど。
読んだとて何が頭に残るのかもわからないのだけれど。
活字に集中している間も、読み終えた後も、満足度が高い。
それを何かの形でアウトプットしたいなあと思うが、
その欲求は内面から出たものなのか、
外面を気にして湧いたものなのかが判断がつかん。
とりあえずどこに発信するわけでもなく、
何か知見を得ようなんて目的もなく、
ただ一人の世界で活字の沼にずぶずぶ浸かっているのも、
肯定してもよいのだとは思う。
文章を書くと心が軽くなる。
この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?