先天性神経筋疾患のリハビリテーションの流れ

さて、理学療法の領域は、小児から成人、高齢者、急性期から回復期、維持期、などと範囲が広がり、その全てを網羅することは至難の業でございますが、目の前に担当している患者さんの最新の知識は、できる限り、知っておくことで、患者さんはどこでも安心して理学療法を受けることにつながるかと思います。私は、全くもって、追いついておりませんが、言い訳をしながらも、一つずつ前に。
 ここ数日は、リハビリテーション医学会のオンデマンド配信にて、学会参加をしております。
その中の記録で、先天性神経筋疾患のリハビリテーションについて。内容の正確性、詳細は学会に参加頂き、聴講ください。
先天性神経筋疾患のなかで、筋ジストロフィーのお子さんにおいては、早期から、長下肢装具と立位装具により毎日家で立位を取り続ける練習を実施すると、歩行が出来なくなる時期が明らかに遅らせられる、という結果があるそうです。そして、変形や拘縮が起こるパターンがあるため、それを予防する骨盤前傾位での座位保持、車椅子などを処方することがある、との事でした。
このことをしって、患者さんと接するか、知らなくて、過ごすか、大きな責任を
感じますが、出来ることを一つずつでも。

では。

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