看守・囚人実験からみえる役割の影響

さて、過去の報告で、偶然選ばれた看守役、囚人役の人の行動記録をとると、数日でしょうか、時間が経つに従って、看守役の人は、囚人に、酷い言葉をかけたり、暴力を振るい始めるなど、実験を続けられないような自体に陥ったそうです。これにより、人は役割に影響を受けることが示されました。誰でも、そうなるリスクがあると。普段の生活を考えても、父親、サラリーマン、管理職、など、それぞれのアイデンティティのラベリングがありますので、無意識にそれに影響を受けている可能性はあります。影響を普段から受けているので、それが示された実験とも言えるのでしょう。

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