夢

　ん？こんなところで何をしてるの？は？なんで分かるって、あなたのことうまく認識出来ないけどそこにいるのは分かるよ。なんせ私の部屋だからね。何言ってるか分かんない？まあイイよそれでも。暇だからさ、しゃべり相手になってよ。どうせあんたも暇でしょ？寝るまで喋ろうや。
　ねぇ、ネットってどう思う？まるでドブだって？まぁそうだよねー。あんあとこに希望見る方がおかしいよね。ん？私はどうって？私にとってネットは家。ドブって例えられた後だからさなんだって思ったでしょ。例えるなら刃牙ハウスだよ。まあ刃牙ハウスは見た目こそ悪いけど中はマシだけどね。ネットは中まで悪口たっぷりよ。トッポみてぇ笑。
　へ？なんで家かって？そらァお前私はここでしか生きれねぇからだよ。現実はクソだ。あんたの言うとドブってところかな。私的にはドブ以上だけどさ。クソゴミカスキショキショよ。そんな現実もさ、家に帰ればある程度シャットダウン出来るんだよ。ならいいと思わない？思わない？現実と向き合え？うるせぇぶっ飛ばすぞ。私はここがマイホームなだけ、お前は現実とでも遊んどけカス。ごめん言いすぎた。泣くなよみっともない。いやごめんて。あの、え。ごめんって。ごめんなさい。許して。ありがとう。ごめんね言いすぎた。うん。ごめん。ごめんね。あなたの言う現実とは向き合えないけどね。は？向き合えって？また泣かされてぇか？いやごめんて。
　いやさぁ。私にとってネットは家でもあって、もう一つの現実だよ。非現実とかマジレス言うなお前はなんJ民か。でもさ、このもう一つの現実は本物と違って私には生きやすかったのは事実だよ。本物って言い方も変かな？変って？だよね。分かってるから二度も言わないで。そのさ、もう一つの現実は私を形作ってるんだよ、私の素晴らしいギャグ線も、知識も、何もかも、大体の事はネットで学んだ。ここは家でもあって学校なんだよ。そうゆうとこだからさ、私はここがどんなにドブでも好きだよ。でも、ドブみたいなとこでもイイ物はあるんだよ。泥の中でも睡蓮は地上に出て咲くんだ。それといっしょ。でも、みんな見るのは睡蓮。泥のほうは見向きもしない。当たり前だけどね。泥なんて見てもしゃーないし。私はその泥に住んでる。キミも睡蓮になれるって？お世辞を言うな。私はお世辞が嫌いなんだ。お世辞と社交辞令は本物(笑)の現実だけでも十分。なんならそっからも消えてくんねぇかな。口悪い？キミくらいしか聞いてないしイイでしょ？おにゃのこの口が悪いのも萌えるって輩もいるんだしイイでしょ。キミも萌な。は？萌えが古い？HAHAHAキミは面白い事を言うな。そんな古いわけ…そういえばひぐらしのなく頃にで圭一くんが萌えとか言ってたな…ごめん…やっぱ古ぃわ…何それって？伝わんないならイイよ。
　私ばっか話してるからキミも話なよ。

　僕？僕が話しても仕方ないでしょ。そんな事言うなって言われても言うほど話すような事ないよ。だって僕は…いやこの話はやめとこう。ごめんって！暴言吐かないでよみっともない！はぁ…
　てかさ、そこまでネットになんで入り浸れるかな？沢山話してもらったけど僕的にはやっぱりちゃんと現実見て欲しいよ。キミさ、スポーツとかしない？したくない？あそう。でも学校でスポーツしてる時楽しかったっしょ正味。でしょ？そうゆうのもあるしさ、現実で生きれるようにリハビリしたらどうでしょう。嫌かそうか。でも、ネットは夢だよ。夢はいつかは醒めるから夢なんだ。見たくないものもいつかは見ないといけない時がくるんや。だから少しくらい見れるようにね。暗い部屋から急に明るい部屋になっても少しすれば慣れるもんだしさ。少しくらい慣れようや。無理なら結構。無理？だろうね。キミの事、僕はよくよぉぉぉぉく知ってるからね。キモイ？ﾊｯﾊﾊﾊうるさいなぁ。

　はぁ、キミに喋らせたのは間違いだったね。現実現実現実。何なんだキミは。は？キミは私？何バカ言ってんだい。そうゆう冗談はイイからさ。キミと話すのも疲れたよ。もうそろ寝ようかな。キミはネットが夢だと言ったね。じゃあ今から見るのも夢だからダブ夢ってぇ…ことかい？多分二翻だろ。ポンしような。まあイイか。二連で夢を見させてもらえるならそれはそれでいんじゃねーの？って話よ。夢なんて見れば見るだけイイでしょ。現実はクソなんだから。はぁ…最後までキミはうるさいね。もういいよ。おやすみな。