薬学部の過ごし方(大学4年次)

こんにちは。学生生活はどうですか。私は、学生時代は本当に勉強だけでした。大学4年、5年、6年は書きたいことが盛りだくさんなので分けて書きたいと思います。


前期の講義、テスト

 大学4年生になってくると、今までとは違い勉強していればちゃんと試験は合格できると思います。勉強の仕方も大学入学時に比べればわかってきました。これまでのように、小テスト、中間試験がある科目については合格することが大事です。大学の試験の過去問だけでなく、余裕があればCBTの演習とかもしておいたほうが後々のためにはいいです。薬学ゼミナールが出版している本とかもよかったら解いたり、大学から指定されている問題集とかも必ず早めにしておくことをすすめます。

前期の実習

 実習についても出席、レポートが大事です。まず、体調管理をして休まないことです。レポートを提出しないと単位もらえません。レポートなどの記述は社会に出てから簡潔に伝える練習の一つだと思います。後々のことを考えれば無駄ではないと思います。

再試験について

再試験は、私は1科目臨床系の科目が引っ掛かりました。夏休み返上で勉強しました。再試験で受からないと進級できない必修科目もあるので、後悔ないように勉強していきましょう。

後期について

全体的に振り返ると正直、きつかったです。CBT、OSCEは薬剤師の実習に行く前に受からないと留年になってしまいます。簡単にいうと仮免許みたいなものと言われているようです。

CBT

正直な感想としてまじめにやっていれば受かると思います。CBTの勉強は私自身は結構早めに取り組んでいました。物理、化学、生物は4年前期では満点目指せるレベルにしておいたほうがいいと思います。法律は暗記なので最後の点数稼ぎでやったほうがいいと思います。
やったこと
・薬学ゼミナールのコンピューター演習
・薬学ゼミナールの講師の方の講義
・大学で配られたプリント
・CBTの模擬試験
・やり直し、復習
このなかで、一番大事なことは間違えたことは2度と間違えないようにやり直し、復習することです。復習の仕方としては間違えたところはなぜ間違えたのかを考える癖をつけるためにミステイクノートを作ったり、プリントを読み返したり、模擬試験の解説を読みなおしたりしていました。いくら記号を覚えたり、文章覚えていても再び同じ問題が出ることはないと思っておいたほうがいいです。
テキストは何度も読み込んでおいたほうが後々の実習や国家試験で必ず役立つとき来るのでぜひやっておいたほうがいいと思います。

OECE

 OSCE、今思い返せば苦労しました。特に注射剤の輸液の混注、鑑査、粉薬の調剤が私自身なかなか頭に入らず、苦労しました。試験前、家に帰ってから何度もイメージトレーニングしました。大学の教授の先生方にも迷惑かけたと思います。本当にありがとうございます。散剤とかは、お菓子作りなら測る練習にもなるという話を学生時代に聞いたことがあります。散剤で苦労してお菓子作りで測る練習したら少しイメージがわきました。覚えるまではそれぞれのペースがあるので、合格できるようがんばってください。

実務実習の前の実習

 臨床系の実習が多かったです。グループでの症例の課題などで遅くまで残っていた記憶があります。私の大学時代は2期でしたが、今は4期になっているようです。

卒業研究について

 早い方は大学3年か4年で研究室配属になるようです。研究熱心なところはCBTとの両立しないといけないところもあると思います。卒業研究は社会に出る前に考える力をつける絶好のチャンスと思ってやっていったほうがいいと思います。

 本当に大学4年の時は通学距離1時間で大変でした。通学の方、下宿のかたもそれぞれ大変だと思います。大変なりに学生生活充実させていきましょう。

ここまで読んでいただきありがとうございます。少しでも学生の皆様に貢献できると幸いです。

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