ff16雑記(ネタバレ感想)
※全編のネタバレです。
エンディングのその後の世界がどのように進んでいくのか考えてみました。
また、様々な解釈があるためまったくの妄想です。
この記事の前提として、
・クライヴは新たな理(精神体)となった
・ジョシュアは生存している
エンディングをこのように解釈しています。
最終決戦後の情勢
まずはアルテマとの最終決戦の後、ヴァリスゼアがどうなったかを考えます。
クライヴは魔法とクリスタルを灰に返しました。
大地のエーテルを使用して発現させる「魔法」が使えなくなったことでベアラーやドミナントという身分の区別はなくなったと考えます。
それですぐに平和になったかというと、エーテルはアルテマが降り立つ前からヴァリスゼアに存在するものであり、既にできている黒の一帯やエーテル溜まりは戦いの後も残されたままということになるでしょう。
これは大地のエーテルの不均衡からはじまるものなので、エーテルを使用せずにおそらく何年、何百年と時間をかけて平和な大陸を取り戻していく必要があるのだと思います。
さらに、各国の王はことごとく薨去しており内乱は大きくなっていくのではないでしょうか。これまでベアラーを使役していた者達もまた、魔法に頼らない生き方を知らないため混乱が起きるはずです。
シドの隠れ家
これまで隠れ家の仲間達は、シドやクライヴを先頭として混沌とした大地を生きるための知恵をつけてきました。
後の世では、風の三志士や各街の有力者の協力・魔法を使わない炉の起こし方・黒の一帯でも育つ植物の育成方法など、持てる戦力と知識をもって渦中の人々に希望を与えていったと考えます。
帰らない人々を偲ぶこともままならないほど、ガブを中心として多忙な日々が続いていくと予想されます。
ジルのその後
テーマ曲から解釈します。
私はこの曲をジル目線の曲だと考えています。
上記の抜粋したこの部分はジルの本心、心の叫びだと思うんです。
ここでいう「正しくなどなかったとしても」は生命の摂理に逆らうことを考える、会う手がかりを探ってしまうということ。
「消えたりしない」はあなたを想い続けているという意味以上に、二度と会うことの叶わない「死」を到底受け入れられないという本心であると捉えています。
クライヴの肉体が人として滅びたのならば、あの浜辺で見つかったはずです。仲間達は死を受け入れるほかなかったでしょう。
ジルにとってクライヴは「月を頼りに掴んだ枝」であり、嵐のような絶望の中の一抹の希望だったとしたら、クライヴがいなければ生きる意味すら見失ってしまう。
ここから本編の蛇足ではあるんですが、
ジルは、クライヴを探す旅に出るのではないかと妄想しています。
空の文明とリヴァイアサンの関係
アルテマも精神体で行動できていたのだから無茶すれば精神体のクライヴと会うことも可能なのでは?
その事を考えるにあたって、本編で残った謎に繋げていきます。
本編で「リヴァイアサン」という伝説の召喚獣の存在が語られたままになっています。他の召喚獣と何が異なったのでしょうか?
リヴァイアサンのモデルであろう旧約聖書のレヴィアタンは、どんな武器でも貫けない硬く密接した鱗を持つとされています。
隠れ家にもなっている遺構は太古に栄えたといわれている空の文明の残骸です。
遺構は非常に強固で傷つけることも加工することもできません。
空の文明の遺構がリヴァイアサンの一部で造られたとすれば、それほどまでに強固という設定を継いでいてもおかしくない。
アルテマは現代での戦いの前に空の文明と大きな争いをおこし空の文明を滅ぼしています。
この当時、人間に力を貸していたのがリヴァイアサンだったのではないでしょうか。
先の戦いで傷ついて眠っていたのか、アルテマに封印されていたとも考えられます。
最終決戦の後クライヴは波打ち際にいたことから、解き放たれたリヴァイアサンの意識と何らかの理由で繋がった可能性も出てきます。
そうなると、ジルにとっては後のことを知るリヴァイアサンと会う必要性がうまれます。
最後に
旅に出るなら、ジョシュアもトルガルもついてきてくれることでしょう。クライヴとの再会まで含めて本″FINAL FANTASY″だったりしないかなーなんて…。ジルの笑顔がみたいがためにこんな妄想をしてしまいます。
こういった補完はせず、クライヴの示してくれた道を懸命に歩んでいくというのも綺麗な形だとおもってます。
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