少し先のコンビニまで徒歩で行くことにした。移動速度を落とすだけで、一見何の変哲もない見慣れた景観の中にも無数の労働が存在していることを意識させられる。無機質な機械に硬貨を放り込むと、清潔な食料が引き渡される。その裏で微かに匂う油と土と汗に畏敬の念が込み上げた。
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