退勤後、サラダチキンを求めスーパーへ寄った。22時を過ぎても客が多く、みな学食みたいに安い弁当を取り囲んでいる。その横には惣菜と同じパックに詰められたクッキーやほぼ肉まんサイズの冷凍小籠包、仲間外れにされた無脂肪牛乳のパック。この薄暗いくたびれた空間だけが私を歓迎するようだった。
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