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性別もバレたしメイクの話でも

はっきり言って私は普段化粧をしない。
ファンデーションはどこか息苦しい。リップは多飲や喫煙ですぐ落ちてしまうのと、元々唇の色が濃いのでコンシーラで1回色を潰さないと発色しないことが多い。そもそも、メイクをして出かけるような場所がない。行動範囲はコンビニ、ドラッグストア、スーパーと病院だ。
しかし、コスメを集めるのは好きだ。そもそも色というものが好きすぎて、大量の単色シャドウは宝の山に見える。もちろん、デパコスをそんなに大量に買えるわけがないのでプチプラ、もっぱらマジョリカマジョルカだ。世代的に、発売当初からずっと追いかけている。最近のパレット類は買っていないが。理由はラメが強すぎて似合わないからだ。

閑話休題。
そんな単色シャドウ好きな私がよくしているのは、マスクをして目元の色だけで様々なテーマを表現するというものだ。色遊びである。もっとも、目元だけそんな色で外に出るわけにもいかないのですぐに落とすが。
だいたい、季節やなんらかのお題に沿って、3色くらいで目元を飾る。顔タイプがフレッシュらしいので、本来はカラーアイライナーを使ってアイシャドウは単色にとどめた方がいいらしいが、別にそのメイクでどこかに出かけるわけではないため好きなように色を組み合わせている。パーソナルカラーも無視だ。ただテーマから思いつく色で遊んでいる。
とりあえずアイホールにパール系のゴールドもしくはホワイト系の色を入れるのは自分なりのお約束だ。あとは気の向くまま、指やブラシ、チップを動かす。テクニックがあまりないので表現の幅が狭いことが難点だ。黒目の上だけ色を変える、目尻やくの字ラインの色を変える、下まぶたに色を乗せてみる、程度しかできない。単色でグラデーションを作ることはこの歳になってもいまだにできない。
若い頃のメイクは歳をとっても変えられないというが、おそらく若い頃に愛用していたのがマジョルックのイルミネーターだから、アイホールに下地色、シャドウは3色使いが癖になっているのだと思う。

真面目に出かける時メイクをしなくてはならなくなったら、とりあえずマキアージュのドラマティックスタイリングアイズがあればなんとかなるだろう、と思っている。チークはセザンヌの青みピンク系でどうにかなる。リップはほとんど使わない。肌にアラがありすぎるのでファンデーションは仕方なしにパウダーファンデを軽くつけていく。そろそろ正しいファンデの色をカウンターで調べてもらいたいところだ。ほとんど使わないが、だからといって色の合わないものをつけるわけにはいかない。一番の難所だ。いわゆるオフィスワークをしているわけではないので、オフィス用メイクを考える必要はない。

何が一番困るかというと、夏になると汗でメイクが崩壊してしまうことだ。なので夏にはメイクが必要なお出かけはしない。日焼け止めだけしっかり塗って買い物に行く。日焼け止めの塗り直しだけなら簡単だからだ。

長々と書いたが私にとってメイクとは、ただの色遊びだということだ。

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