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2023年9月の「まんざらでもないまとめ」

2023年9月 

「暑さ寒さも彼岸まで」は過去の話。いまだ猛暑日の日もある9月末です。
そんな今月のまんざらでもない出来事をまとめておきましょう。

セ・阪神タイガース/パ・オリックスバファローズがリーグ制覇

今年のペナントレースはセ・パともに独走でのリーグ優勝。先に優勝(9月14日)を果たした阪神タイガースは、今期再び指揮官となった岡田彰布監督のもと18年ぶりのリーグ制覇となった。

優勝を決めた試合は阪神ファンじゃなくても涙をこらえることができなかった。9回クローザーの岩崎は、7月に脳腫瘍により28歳の若さでこの世を去った元チームメイトの横田慎太郎さんの登場曲『栄光の架け橋』を背にマウンドへ。そして球場全体での大合唱。めちゃくちゃ泣けた。めちゃくちゃいいものを見せていただきました。

一方パリーグを制覇(9月20日)したオリックス・バファローズ。ホークス推しとしては何も言いたくないけれどー。

めちゃくちゃ強いやん! 吉田正尚の抜けた穴なんてないやん。なんであんなにいいピッチャーがゴロゴロおるねん。9月9日には絶対的エース山本由伸が昨年に続き2度目のノーヒットノーランを達成って、年イチでやることちゃうやろ。 ぜひ来期はメジャーへ。

一応CSはありますが、今年はこの2球団による関西・日本シリーズを切望します。

第2次岸田内閣発足 「女性ならではの感性」発言(9月13日)

9月13日に発足した第2次岸田内閣。女性閣僚を5人登用したことが話題となったが、その記者会見での「女性ならではの感性や共感力も十分発揮していただきながら、仕事をしていただくことを期待したい」という岸田首相の発言が物議をかもした。

すぐさま「個性と能力を十分に発揮して職務に取り組んでもらいたいという趣旨」と釈明したが、いまだにそんな感覚なのか、という残念な印象が残った。

以前読んだ『舌を抜かれる女たち』メアリー・ビアード著 にこの問題の言及がある。

「女性ならではのー」という発言が、女性を通念的に割り当てたに過ぎない社会的役割に押し込めてしまう危険性がある。

そもそも女性閣僚が何人という取り上げ方がされるのは「割合的に女性が少ない」という現実があるからなんだけれど、「女性だから選ばれた」「女性枠としてー」という意図が見えるからモヤモヤする。もうそんなこと触れなくていいくらい当たり前に同数になる未来はやってくるのだろうか。

そして15日に発表された副大臣、政務官は女性ゼロ。男性ばかりの集合写真にはゾッとするものがある。

旧ツイッター「X」 全面有料化を示唆(9月18日)

イーロン・マスク氏による「X」(旧ツイッター)の様々な変更。 どれもこれも評判はよろしくないのですが、ついに全面有料化かー、というニュースが。

月末時点で具体的な続報はありませんが、マスク氏は「大量のボット軍団と戦うために思い付く唯一の方法だ」と言及。

ゆるいユーザーとしては、有料化になれば使わないかな、と。ただ、災害や事件の速報としては有用な面もある。1円も払ってないのにナンだけど、どうか安全で有益なSNSの実現を願います。

今月のまんざらでもないまとめ

急に冷めてしまわないように。


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