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帝京だめライフ宣言

帝京生諸君。

私は君たちをだめライフの世界へ叩き込むために、ここに公然と宣言するものである。


帝京生諸君。君たちが学サポ、教務、はたまたラウンジに居座る猿たちにどれだけ呆れようと、君たちの大学生活は一切改善されないことを通告する。



リクルート及びマイナビ、経団連の諸君。
君たちにもう嘘とは言わせない。


君たちの社会的罪状はもう、分かりすぎている。


膨大な授業と課題とアルバイトで学生がのびのびと己の学びを深め、モラトリアムを過ごす期間が短くなっているじゃないか!


何が人生の夏休みだ!大学が目的のための手段と化している。ガクチカを想定して逆算した大学生活とか本当に意味が無い。私たちは何も成さなくたっていい。所詮君たちは政治家の天下り先に過ぎないのだ。



私たちはもう、騙され、そそのかされはしない。


否、騙され、そそのかされるだけではない。私たちは過去の恨みをもって呪うと共に、君たちのやろうとすることに対して、私たちの側には用意がある。



君たちが就活早期化を煽るのなら、私たちは就活をボイコットする権利がある。



いつまでも君たちの思い通りになると思ったら大間違いだ。


歴史を振り返れ。


過去、封建領主のもとでは家畜のように領土という檻に縛り付けられた農奴は、この身分を破り、己らを解放するために、「自由、平等、博愛」のスローガンのもと、戦った。


私たちは君たちの好き勝手にされることを公然と拒否することを宣言する。


「there is no such thing as society」

英国のとある新自由主義者が言い放った言葉だ。

この後に「あるのは個人と家族のみ」と続く。


社会というものは彼らにとって存在しない。

そのくせ、全体主義が根強く浸透している。

界面活性剤をばら撒いたかのように、綺麗になりすぎた社会は生きにくい。

ビラを自由に貼れない、タテカンは立てられない。
浄化されきってしまった大学になんの意味があろうか。

これは大学という箱庭だけの問題ではなく、社会全体に起こっている問題なのだ。

この国における、若者によるライフスタイルの相対化に関する運動の最先端を私たちは担う。

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