430円の[MIRO]は特に
何もなかった。
1.外観
それなりにでかい。
そしてシガーリング(というには幅広すぎる気もするが)には「HAND MADE」の文字。
「プレミアム」とか「リッチ」とか、そういう類の、ついてると少しうれしくなる言葉。どんどん書いていけ
2.切断
今回は吸い口が切られていない。
やっと ぼくのかんがえたさいきょうの100均カッターのきりかた を披露する時が来た。
1度にスパッと切り落とすのではなく、半分ほど刃が入ったところで止める。そして葉巻を回転させていく。
きれいに切れた。
よかったね。
3.着火
最近ライターを新しく買った。
今までのチャイルドロックライターは重すぎ、フリント式ライターは火点かなすぎ、そして我が家のライターは総じてガス無さすぎであったためだ。
そこで買ったのがSeriaの電子式ライターである。
天上のシーリングライトが反射しまくっているが、中央のシールに書いてあるように、「軽く押す」だけで火が付く優れものである。
これで私の親指は守られた。
ただし一般的な構造のライターであれば、100円で3個以上入っていることもあるが、これは2つしか入っていない。
ガスの内容量も、もしかしたら少ないかもしれない。
まぁ指が楽なことが私にとっては何より重要だったので、後悔はない。
4.喫煙
私はそろそろ、葉巻を片燃えさせるプロを名乗ろうかと思っている。
別に片燃えしたからと言って致命的な何らかは発生しないのだが、見栄えも悪いし灰も落としにくい。
片燃えしないに越したことはない。
片燃えを避けるには、火を点けた後、一度大きく吸い込むか吹き込むかして、火を全面に回すとよいらしい。
結果から言うと、片燃えした。
片燃えしかしない。
肝心の葉巻についての感想は、可もなく不可もなくといったところだ。
やはり太いだけあって、あるいは「MIRO」という名前に印象が引っ張られただけか、マイルドである。
最近はCUBAOのシガリロしか吸っていなかったので、それと比較してはそういう感想にならざるを得ないという面もあるが。
吸った瞬間の辛さもなく、奥の奥の方に甘みも見えなくもない。
獣臭さも少なく、癖がないというか、煙草の嫌なところが見当たらないといえる。
火も消えにくく、煙がほぼ出なくなってから急いで吸っても復活した。
でかさは正義かもしれない。
喫煙時間は70分程度。恐るべきことに、CUBAOと大差ない時間であった。
そういえば、火も半ばごろ、一瞬青臭い草を感じることがあった。
小学校の築山を思わせる、懐かしさと人為的な自然の匂い。
もう帰ってこないんだよな。
5.結論
近所で買える、単品の葉巻としては最安の1本だった。
シガリロにはない大きさからくる吸いやすさはあったが、やはり最初の「PRINCIPES」の感動はない。
あれは夢か、幻想だったのか。
葉巻じゃなくて、パイプも試してみようかな。
ここはどこだ