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いぶりがっこと食品衛生法

今年の6月以降
最近私が目覚めた いぶりがっこが食べられなくなると知った

数年前、幼稚園の時に知り合った保護者さんが
秋田に実家のある方で
御礼に…と地元のいぶりがっこをくれた。

それはそれは私にはとっても美味しくて

ご飯のお供にも
お酒のお供にもなる
なんなら、お茶と一緒に食べていた事も

いぶりがっこは 高齢のおばあちゃんたちの手により作られたものが多いと知り

食品衛生法の改正により
高齢のおばあちゃんが作ることができても
販売できなくなると知った

秋田へ足を踏み入れていない私の頭のなかでは
秋田のおばあちゃん達は
自宅の囲炉裏の上で燻して作ってくれてるのかな、なんて考える

以前飲食店で働いた際に
個人オーナーから店舗作りした際の話を聞いて
菓子製造業の許可を得るのは大変なんだな、と知った。

その後、菓子製造業をとらず、
お菓子をラベルも貼らずに販売されているお菓子をみて
すり抜けのようなカタチで販売している方に
内心もやっとしていた。

そんな私が、自分のお気に入りのいぶりがっこには甘いのか、と言いたくもなるが
いぶりがっこは なんというか
日本の伝統食というものになるのかな、と。

3年ほど前に 畑を手伝っていた農家のおじちゃんが作った あくまき という食べ物にも出会う事ができた。

こちらは鹿児島出身の方なのだが
こどもの日に我が子に作ってくれたのだ。

(あくまきは販売ではないが)
いずれも、80オーバーの高齢者の方が大枚叩いて
食品衛生法に引っかからない設備を整えて提供できないと消えてしまう 日本の郷土食なのではと考える。

自分都合過ぎる要望だが
いぶりがっこを 歴史の教科書だけで知る食べ物にしない為に

『日本伝統食・郷土食認定マーク』などのようなモノを制定し
商品衛生法 の特例を作ってほしい

日本に生まれた日本人の私が
知らない間に 令和で消えてしまう
日本の伝統食・郷土食があるのかもしれない

食べる事が好きなのだ

おねがいだ

いぶりがっこと いぶりがっこのような郷土食を食べられる食品衛生法制定と

先人の貴重な保存食を 何が起きてもおかしくない未来へ
ミシュランなどの星とは違う
価値ある日本の郷土食 生き続けた食の知恵を

日常生活で手に取りやすく
食べながら守り伝え残す ということに
中央省庁の人自身が 早急に気づいて欲しい

#日本伝統食・郷土食認定マーク

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