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春色が鮮やかに軽やかに♪『PONNALETのクロマー』のご紹介

すっかり3月もはじまり、春を感じる季節になりました。

先日お仕事で、茅ヶ崎にあるSEEP STOREさんで開催の『PONNALETのクロマー展』のDMを制作させていただきました。

PONNALETさんは、ラオス・カンボジアの手織り布やオリジナル着尺、オリジナルのお着物、帯や小物を展開。葉山にアトリエがあります。
以前にも、DM制作のお手伝いをさせていただいたり、PONNALETさんのカンボジアの手織りの木綿のお着物に一目惚れ。初めて自分の着物を買ったのもPONNALETさんでした。

PONNALET
〒240-0112
神奈川県三浦郡葉山町堀内2100-174
http://www.ponnalet.com

今回は、PONNALETさんのラオス・カンボジアの手織り布(クロマー)を少しご紹介したいと思います。

ークロマーって何?

クロマーっなんだろ?初めて聞く方もいらっしゃるかもしれません。
クロマーはカンボジアのコットンの手織り布で、カンボジアの暮らしにはかかせない万能布です。
カンボジアでは首に巻いたり、頭に巻いたり(帽子のようにターバンのように)、時にはタオルやお弁当包みだったり、大きいものはハンモックにも。一枚でいろいろな使い方ができる万能布として暮らしに根付いています。洗濯もらくちんで、すぐに乾きます。

※PONNALETさんよりお写真をお借りしました。

バッグのように
頭に巻いたり
ハンモックに

以前、カンボジアを旅したことがありますが、男性も女性もチェックの布を巻いていたり、バックのように使っていたり目にしました。そういえば、トゥクトゥクのおじさんはハンモックのようにも使っていました。
その時は、日常に溶け込みすぎて自分が使うとも思っていなかったクロマー。
アンコールワットを観光して、白胡椒を買って帰国。

ーPONNALETのクロマーとの出会い

日本に帰ってきて、PONNALETさんとの出会いから、再びクロマーと再会。とても軽やかで、わくわくするかわいいクロマーがあるのに驚きました。こんなに美しいクロマーは現地をさがしてもなかった!PONNALETさんのクロマーに出会って再び万能布クロマーの魅力に引き込まれていきました。

PONNALETさんのクロマー
カラフルなものだけでなくシンプルに透き通るような美しい白のクロマーも

3/3オープンアトリエの日。

この日は、クロマーをいろいろ試着させていただきながら、クロマーできるまでのお話しをいろいろ聞くことができました。カラフルなものから美しく繊細なデザインまでさまざま。首に巻いてみたり、スカートのように腰に巻いてみたり、日常使いに取り入れたくなる楽しさ。
オープンアトリエは3/5まで開催しています。

スカートのように使っても素敵です

クロマーができるまでは、さまざまな人が関わって、時間をかけて丁寧につくられているのを知りました。

※PONNNALETさんに写真をお借りしました。

糸選びから、織った時の縦糸横糸の色の重なりから出てくる色合い、全体が織り終わったときのバランスもわかっていないと仕上がった時にイメージと違ってきてします。何度もテストを重ねながら一つのクロマーが仕上げっていきます。チェックのデザインも糸の収縮率を考え織っていく。しましまのピッチも同じ繰り返しだけでなくリズムを考えたり、細かい部分のこだわりがあの美しいバランスやデザインになっていることを知りました。
そして、なんといっても、使っているときの心地よさ、柔らかさは手織りだからこそのものだそう。ぜひこの感覚は、触って巻いて感じて欲しいポイントです。

今回、3年ぶりに工房を訪ね制作した新作のクロマーが3/17より茅ヶ崎のSEEP STOREさんに並びます。
展示は3/26(日)まで開催です。

PONNALETさんの在廊の日は、現地の写真とともにお話しも楽しい時間になりそうです。
新作のレインボーから春色が鮮やかに軽やかに♪
首に巻くほかにも、ターバンやバッグ、スカート、エプロンのようにも。
春を楽しみましょう♪

SEEP STORE
〒253-0053
神奈川県茅ヶ崎市東海岸北2丁目12−35
http://seepstore.com/blog-category-11.html