見出し画像

著書:傲慢と善良

著者:辻村深月
全414ページ

※ネタバレを含みます。

著書を知るきっかけとなったのはまさかのキスマイBUSAIKU。
藤ヶ谷太輔さんが紹介をしていて気になり即購入。

Amazonから届くなり開封するとなかなかの分厚さ。本だからと衝動買いしたことを少し後悔しました。

以下、概要

婚活で知り合い、2年の恋人期間を経て結婚を控えている男女。
妻になる予定であった真美が突如失踪。
夫になる予定の架はストーカーにあったと言っていた彼女をふと思い出す。
必死に捜索するも警察はお手上げ、彼自身が個人で動き始める。

お互いが出会う前の事を架は調べ始め、真美の傲慢な親とその言うがままであった真美を知る。

その裏で、真美は架の女友達から煙たがられひどい言葉を浴びせられていた。

お互いがお互いの過去を知り自分の物差しで傲慢、善良の判断をしていたことに気づいていく。

相手を思いやる気持ちや知識、経験ともに知らないことの怖さを教えてくれる本でした。

20代で出会えてよかったと思える一冊です。

この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?