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TOUCAに魅かれたわけ

ワクワクしたからです。

そう。そんな深くない理由で1年間をTOUCAに捧げようと決めたんです。でもTOUCAに大きな可能性を感じてて、それが何か分からないから余計にワクワクするんです。

今回はそのワクワクを言語化し、考えを整理するためにnoteを書きました。

観光業界に飛び込める

まず、建築を勉強してきたのになんで観光業界に興味あるの?ってとこから考えた上で、理由はたぶんこの2つやなってのがあって。

まず1つ目は奈良に住んでいること。
わたしは奈良で生まれ、それから22年間この地で育ちました。

小学校では、毎年秋になると全校生徒600人で奈良公園に行くという行事があり、中学校では校庭に入った鹿を教員がさすまたを持って追いかけるのを見て笑い、高校では部活終わりでフラフラになりながらならまちをチャリで爆走していました。小さいころから観光地のすぐそば(いや、ど真ん中か)の環境で生活していたこともあって、日常の中に観光が混ざっていたことで自然と導かれたのかなと思ったり。

もう1つは父が長年、観光業界に携わってきたから。

物心ついた時から添乗員として日本だけでなく、海外も飛び回っていたのを覚えています。エジプトのお土産でサソリの標本をもらったのをよく覚えています。全然嬉しくなかったです。

父は全国転々としていることが日常であり、ほとんど家にはいませんでした。そんな生活に対してひそかに憧れを抱く時期もありました。(父ではなくて生活、ここ重要)

そんなこんなで、小さいころから「観光」というものが身近にあり、ある種恵まれた環境で育ったことが自分を動かしているに違いないと思います。

いつか観光業界に飛び込みたい、ホテルで働きたいと思っていたので、こんな早く実現することになるとはと自分でもびっくりしてます。

当事者になる

観光、ホテルについて学ぶ上でまずは現場で働くこと。机上の勉強だけでは漠然とした知識しか身につかない。自分の目で見て感じるその感覚ってめっちゃ大事だと思ってて、基本そういう思考のもと行動しています。

これはハロウィン日の難波でお酒を売り歩いたという実体験を通して強く感じました。

なんて声をかけたら話を聞いてもらいやすいんやろ、どのエリアが一番売れやすいんかな、競合てなんやろとか、リサーチしては話し合ったりしていたのですが、結局そんなことよりも売って集まって話し合って売り歩いてを繰り返すこと。現場でその都度作戦を変えていくことで、売り上げを大幅に伸ばすことができました。

去年のハロウィン難波にて

結局のところ知識だけではどうにもならず、感じて考えて行動することの繰り返しが成長のサイクルを早めるのかなと。

TOUCAを通して、宿とまちとの関係性を自分なりに定義するというのを目標の1つに立てています。ホテルで働く側に立ち、そのホテルがある地域の住む側にも立ち、当事者目線でお互いを見るというのを意識して取り組みます。

ただ、TOUCAは3か月ごとに働くホテル、住み込むまちを変えるので、いかに多くを吸収し、アウトプットに繋げるか、それは結構大事になってくるだろうなぁ。(そして早く行きたい切実に)


自由時間が多い

実は、ホテルで業務をする時間は月60時間しかありません。単純計算で1日に2時間だけ働けばよいのです。つまりめちゃめちゃ自由時間が多い

何でもできる!さて、何をしようか?ということで
4月からは隠岐諸島にある「Entô」に行くのですがまずは色んな働く人に話を聞きたい。

例えば漁師として生活し、地元に住む漁師がEntôに対してどう感じているのか、その漁師にとってEntôはどのような立ち位置にあるのかを探りたいと思っています。まちづくりの一環で誕生したEntôと、その土地に長らく住む人の関係性を紐解き理解できれば自分の将来実現したいことに繋がるのかなと感じます。

Entô」「御花」「水際のロッジ
3つに共通するのはその地域を代表する宿であること。地域の環境も違えば、もちろん地域へのアプローチも違う。繰り返しますが、それぞれの場所で宿と地域住民との関係性を知り、定義することを今回の目標の1つにします。

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