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New Album『CLUB33』壮絶解説〜制作に至る経緯〜

本日から「CLUB33」についての解説を細切れにして順次公開していきます。心して読むように。

今回は制作に至るまでの経緯から掲載していこうと思います。以下ルシファー教授による解説文でございます。


【経緯】

我々は結成以来、毎年5月にアルバム出します!というペースでやってきてまして、2018年にファースト、2019年にセカンドを出しており、当然ながら「来年のアルバムどうする?」みたいな切り口で、誰からともなくああがいいこうがいいと常々語っておりました。そのため、2020年にもアルバムを出す気まんまんでおりまして、つまり本当は昨年の5/14あたりで本作にあたるものを制作する予定でおりました。

しかし、ご存知のとおり新型コロナウイルス騒動が巻き起こり、諸々とスケジュールや体制にズレが生じたりして、それでもなんとかというカタチで世に出したのが、EP『FANTIMMUNE!」でございました。

なので、昨年のリリースになっていたら、『MOTHER EP』の延長線上で『FANTIMMUNE!』に行き着くような雰囲気の作品になっていたはずだと思うんですが、まさしく運命の悪戯で、『CLUB33』は『FANTIMMUNE!』をゴールではなくスタートとした作品になったのです。

例えば、『It's a small world's end』は、デビューEPである『大予言』と、シングル『Zombie world keeps singing』『ヴィルヘイムに告ぐ』『ほころびて』の総括的な性格があるし、『SHUT YOUR MOUTH MARCH』は『Tokyo ep』『Thrasher』『Pressure』の総括的な性格があると思います。
そして、スパンは短くとも、楽曲ごとに見ればリメイク作でもあります。

奇しくも『MOTHER EP』が、作品の装丁のコンセプトに込められたように行方不明になってしまった結果、『CLUB33』は単なる総集編とは別の方向性に向かい、実はフルアルバムとして見たときの、アルバムとしての濃度や鮮度がTHE NOSTRADAMNZ史上初レベルに高いものになったのです。
そのため、今まで以上に作品単体での物語性みたいなものが高くなりました。
ぼくやメンバーがそうしようとしたというよりは、勝手にそうなってしまっていて、あとからびっくりという感じです。

『FANTIMMUNE!」がその名の通りワクチンのようなものだとすると、『CLUB33』は同じゲノムも持っていながら、誰も免疫を持っていない変異種なのかもしれません。


【本文に対しての上邑くんの一言解説】

制作期間中私は知人のファイヤースティックを窃盗しYouTubeなどを盛んに鑑賞していたのですが広告で流れてくるLINEモバイルの本田翼を見て美しさに嘆き、枕を翼に見たてて睡眠する日々が続いていたのですが夢に今まで全く意識していなかった麻生久美子さんが夢の中で僕と付き合っているではないですか。そこから私は知人から窃盗したファイヤースティックで知人のアマゾンプライムのアカウントから麻生久美子が出ているシーサイドモーテル(有料レンタル)という映画を見ました。とても面白かったです。すると知人はレンタル代を払えなどと理不尽な事を言い出したので関係はこれまでだな、あとはお互いどちらかの葬式に出ればいいだろうと思いました。そういうことです。

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