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「ラダックの風息」(読了)

 この本を選んだきっかけは過日読んだこの本の著者の作品が面白かったので。その本に出逢わなければインドにある「ラダック」という地名も場所も知らずにいたでしょう。
 旅の本のいいところは、自分では行くことがないところに著者が行ってくれて現地の様子を伝えてくれるところ。この本はまさに僕にとってはそういう旅の本。
 フォトグラファーでもある著者の写真もこの本には満載。ハッと目を見張る景色にしばしページを捲る手が何度も止まりたした。
 旅と旅行は違うものと思っています。旅行はイコール観光?僕はどちらも好き。身の危険が皆無のものはどんな形であれそれは旅ではなく旅行なのでは?と思いました。
 旅とは本当はこういうものなのでは?と改めて考えるきっかけとなった一冊にもなりました。僕が旅のつもりだったものは結局旅行だったのかも…。
 旅好き・旅行好きに手に取ってもらいたい一冊です。

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