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見え方日記 202001~03

1月9日に白内障手術をした後、経過観察で通院していた。1回目は手術をした総合病院。2回目以降は、総合病院を紹介してもらった眼科。毎週から隔週へ。3種類の目薬を1日3回。開封後、消費期限があるんだろうか。永遠になくならないんじゃないかと思いながら毎日さしていた。病院に行くと「もうなくなるでしょ?出すよ」とか言われて、さし方が悪いのかとかビビった。途中、目薬をなくした。マクドナルドで読書していた時に使った後見当たらなくなったので、捨てたかと思って、予定より早く病院へ行った。探し物は探すのをやめると出てくる法則で、後にパーカーのポケットから目薬は発見される。

最初に感じた、夜の光がまぶしい現象は相変わらずで、慣れるしかないらしい。星も、エフェクトがかかったように見える。点として見えることはもうないんじゃないか。これはこれでキラキラした世界に住んでいるということでいいんだろうか。遠くの信号が分裂する現象も、ずっと付き合うことになりそう。夕方、暗くなってくると全体的に見えにくい感じがする。自転車が怖いなと思うことあり。

室内の環境では困ることはない。ただ手元の細かい文字が見えないだけ。これは元々持っていた老眼鏡で見ているけど、右は度があっていないはず。そのせいか、ときどき中央のフレームが視界に入ってくることがある、これってよくあることなの?見ないことにすればそれは見ないで済むという感じ。

眼科に行くたびに、まず眼圧を測る。あの風が出るやつ苦手なんだけど、一生懸命目を開く。視力も測る。ここの眼科は覗きこまないタイプだけど、5m向こうの検査表ではなく、機械の中に映るひらがなを読む。あれはどういう原理なんだろう。高そうだな、とかいつも思う。あと、右と左を言い間違えないので、ひらがな式は楽。

去年は激混みの眼科で待ち時間長かったけど、2月後半、3月とだんだん人は少なくなっていった。待合室の雑誌は撤去され、「コンタクトの方へ 感染症予防のため眼鏡の使用をお勧めします。コンタクトを使用する際は念入りに手洗いしてからにしましょう」という注意書きが掲示され、先生はゴーグルをつけるようになった。

暗さを保ちつつ換気のためにうっすら扉が開けられている診察室に入る。いっつもさばさばしている先生だなあと思う。目のことはよくわからないが、毎回「色素付けて傷を診ますねー」と言われてた。頑張って目薬をさしたおかげか、傷が悪くなるようなことはなかったみたい。視力は1.0くらい出ていたようだが、光の分裂のことや見えにくいところがあることを話すと「じゃあ、この光を目で追いかけてください」と言われて、動くライトを見つめた。まぶしい。「中近両用メガネを作りましょうか。4月になったら電話予約してきてください」


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