ユニゾンエアーはじめました

櫻坂46と日向坂46のリズムゲーム、ユニゾンエアー。
曲を覚えるために触っていた乃木フェスがあまりにも面白くな...ゲーム性が薄いので、こっちの坂はどうなんだい?どうせ似たようなシステムなんでしょ?というちょっと皮肉った気持ちで触ってみたのがことの始まり。

このゲーム、想像以上に良く出来ているのです。
飽き性な自分でも毎日ちょこちょこプレイするほどになり、見事にこちらの坂への道がパカーって開く手前まで来てしまいました。

久々にリズムゲーで感銘を受けたので、良かった点をつらつらと。

○グループ総合力、というパラメーター
このゲームには櫻坂46と日向坂46両グループごとにグループ力というパラメーターがあり、その合計がグループ総合力、としてランク付けされるようになっています。
(櫻坂:4000+日向坂:6000=10,000ーー>ランク:C等)

このグループ総合力。ランクが高いと楽曲スコアにボーナス補正がかかるというもの。
各坂道のグループ力は所属メンバーのステータス合計値になっているため、色んなメンバーを育てる楽しみがあり、推しメンだけを育てるのではなく、グループ全体を成長させるような導線になっているのが上手いなぁ、と思いました。

自分は日向坂のメンバーを中心に育てているため、ランク画面に移動するたびに櫻坂側のグループ力が低いのが目立ってしまい、やっぱそちらも育てようかな、という気持ちにさせてくれます。

また、このグループ総合力というパラメーターから、坂は違えど源流は同じ、というメッセージも感じとれます。

ランクアップの演出もかっこよく、これを上げてるだけでも結構楽しいです。

○ライブ演出
リズムゲームの根幹、ライブパート。
面白いのは楽曲がLVごとに開放されるツアーごとに分けられており、その楽曲の開放順がツアーのセトリ順になっているということ。
例)けやき坂ツアー2018(LVxxで開放)等

そのため、当初遊びたかった日向坂の曲も時代的には最近の曲に該当するのでレベルを46まで上げる必要があるのですが、おかげで前身であるけやき坂の曲をたっぷり遊んで培ったパワーを日向坂で爆発させる感じを味わうことができました。

ライブパートでは実際のツアーのライブ映像がそのまま使われており、映像でもライブを追体験できるようになっています。
また、ツアーのセトリを再現しているので、同じ楽曲が2回登場するということも。

その場合、本編VerとアンコールVerとで映像もノーツもちゃんと違う内容になっており、同じ曲をやるにしてもそこは違うよね?というスタッフさんのこだわりをひしひしと感じます。

楽曲検索をする際も「ライブ順」というソート項目もあり、時系列に沿って遊ぶってことに焦点を当てているのは面白いなぁ、と。

また、特定のカードを入手するとそのメンバーにカメラを向けっぱなしになるモードもあり、円盤にも収録されない映像が見れるのはココだけ感があって嬉しい。

肝心のライブパートのノーツも、楽曲の振り付けとフリックが連動していたり、コールに合わせたノーツになっていたり(これらはそこまで目新しくはないけど)叩いていて楽しい曲が多く揃っています。

○育成要素
カードではなくメンバーそのものにもベースステータスが設定されている。
そのため、カードだけではなくメンバーそのものも並行して成長するようになっていて、これも楽しい。
また、素材を集めてスキルシート的なものを開放していくシステムもあり、これがカードごとに設定されているのです。

スキルシートには単純なステータスアップはもちろんのこと、ボイスやインタビュー映像等もあり、集めていくのが楽しい。

また、シングルに紐付いたカードの場合、その楽曲をプレイすると補正がかかる楽曲ボーナスや専用衣装(ステータスもアップする)もあり、好きなシングルの曲でメンバーを揃える、という遊び方もできます。

専用衣装のグラフィックはSDキャラで表示されるのですが、衣装だけでなくメンバーの髪型もMV中の髪型(ポニテとか編み込みとか)になっていて、愛があるなぁ、と関心しました。

○リアルイベントとのリンク
この作品のコンセプトが「櫻坂46・日向坂46を応援するゲーム」ということでリアルイベント(音楽番組への出演等も含む)が近づくとゲーム内でお知らせされたり、関連するキャンペーンが始まります。

なかでも日向坂のクリスマスイベントであるひなくり2020の開催が迫ってくると、去年はこんなことやったんだぜ!楽しそうでしょ?という流れでライブの楽曲が期間限定で開放される、という展開に。

自分は見事にこの誘導に乗ってしまい、ひなくり2020の配信チケットをポチってしまいました。
(ひなくり2020の感想もまたどこかで書けたらな、と思います)

また、メンバーの誕生日にログインするといくつかの選択肢から誕生日メッセージを送れるのですが、フリーフォーマットで送ることもできるようになっており、後日そのメッセージの中からいくつかがピックアップされTwitter上で寄せ書きとして公開されるようになっているのもニクいな、と感じました。

アプリ内からメンバーが書いている実際のブログを読める機能(リンク貼ってるだけですが)もあり、ゲームで湧いた興味をリアルにフィードバックできる仕掛けが色々散りばめられてます。

○最後に
探せば探すほどいい点が見つかるユニゾンエアー。
自分が実写系のリズムゲームに触れてなかったのもありますが、その新鮮さとスタッフさんの愛を感じる内容でかなり引き込まれました。

3次元のゲームはちょっと・・・・と思う人も怖いもの見たさでちょびっとだけプレイして見てもらえば良く出来てるなぁ、というのは感じてもらえるはずです。

新しい扉が開くかもしれないし、開かないかもしれない。

願わくば、乃木フェスのほうもこれに負けじと遊び要素を増やしてくれればよいのですが。
(せめて親愛度だけでもいいので実装してくれると嬉しいなぁ)

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