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美術館が好き。
先日、束の間の夏休みをもらい、美術館に行ってきました。娘の療育手帳を使って、娘と夫は無料。私は大学生料金で行けるので、ありがたいレジャーです。
今回行ってきたのは、茨城県近代美術館です。初めて行きましたが、その重厚さにびっくり。まず、フロアが絨毯敷きなんです!(笑)高級感あります。もうこれだけで、テンションあがります。
さて、今回のお目当ての展示は、こちら。
個人的な感想ですけど、0655、2355、ピタゴラスイッチ、明和電機が好きな方は、バッチリはまると思います(笑)。
とにかく、展示物がよく動きます。「ここは動かないでしょ」と思っても、不意にカメラがあって、動く自分が映っています(笑)。
そして、クリエイターさんが描いた図面も展示してあるのがありがたかったです。「どんな仕組みになってるの???」も解決できます(結局分からずじまいのものもあったけど、それは私の理解力のなさかな(笑)
体験型の展示も多く、娘も飽きずに見学でき、気がついたら1時間経っていました。上の写真は、キーボードに香りが連動しているオルガンを弾いて楽しんでいる娘です。
その後に、常設展も見てきました。こちらも素敵です。ピサロ、クールベ、モネ、ルノアールあたりの時代が私は大好きなので、「あー、目の保養♪」なんて思いながら鑑賞しました。あの優しい色使いに癒されるんですよね。他にも、日本画や彫刻もありました。
美術館の良さ
私は幼いころから美術館巡りが好きです。小学生の頃から、父親に連れられてよく美術館に行っていました。
美術館の良さといったら、まず、「混んでいない」(笑)。多少、人が多かったとしても、「静か」です。これは、うるさい場所が苦手な自分には、かなりポイントが高いです。温度や湿度も「快適」です。
そして、「非日常感」。美術館は、時間がゆったりと流れている気がします。近くで見たり、一歩下がってみたり。「この影を出すために、こんな色を使っているの?」と驚いたり、絵の中の風景から音や会話をイメージしたり。普段は考えないようなアイディアもわいてきます。
最後に「学び」。絵画は、自分が絵を描くときの構図や彩色の参考にできます。彫刻は、いろいろな角度から眺めて、光の当たり方や影の出方を見ます。
おまけとして「ティールームやカフェ」も(笑)。時間があるときや、ゆったり過ごしたいときには寄ります。景色も大抵いいですし、おしゃれなデザートが出てくるところもたくさんあります。
印象に残っている美術館
美術館歴40数年の私が、印象に残っている美術館をいくつか挙げてみようと思います。
神奈川県。箱根ラリック美術館です。ガラスの展示です。贅沢です。本当に目の保養です(笑)
東京都。近現代のアートが集まる、東京駅からほど近いアーティゾン美術館です。1Fから6Fまで楽しめます。ミュージアムショップもおすすめ。
こちらも東京都。弥生美術館・竹久夢二美術館。すぐ近くにあった立原道造記念館(もう閉館・解体されてしまいました)に行ったついでにいつも寄って、お茶を飲んでいました。夢二の絵は、日本の画家では一番好きです。
福島県。障害のある方のアート作品を展示するはじまりの美術館です。一つ一つの作品に、作者の思いやこだわりがつまっているように感じました。
最後に地元である千葉県の川村記念美術館。高校生の頃は、スケッチブックをかかえて何回行ったかわかりません。庭園のベンチに座り、鉛筆だけで風景を描くのが好きでした。展示は現代アートが多いです。私は園内散策のほうに時間をかけていた感じです。
というわけで、今日は美術館について語ってみました。皆さんも是非、お近くの美術館に足を運んでみてください。「ここも素敵だよ!」という美術館があったら教えていただけると嬉しいです。
特別支援教育に興味を持つ教員です。先生方だけでなく、いろいろな職業の方とお話して視野を広げたいし、夢を叶えたいです。いただいたサポートは、学習支援ボランティアをしている任意団体「みちしるべ」の活動費に使わせていただきます。